妄想ウルトラマン80■
■第37話■恐れていたバルタン星人の動物園作戦

ルトラ戦士に積年の恨みを抱くバルタン星人が、広報部セラが募集した豆記者(にハズれた)政夫くんに変身しUGM構内に侵入した! エイティをバルタン星に連れ去り、動物園で下等動物として飼育しようと、開始された大作戦。矢的とシルバーガル内で2人きりになったのをチャンスに襲いかかるが、エイティのウルトラスイングで自身の円盤に叩きつけられた5代目バルタン星人は、無念、仲間とともに爆死するのだった。

ルタン星人登場のイベント編でありながら、ウルトラシリーズの本質を確信犯的に突いている、恐ろしき石堂淑朗脚本作品。豆記者はUGM隊員に聞く「80はUGMが負けそうになると出現するが、どうしてですか?」…。だれも答えられず、逃げるオオヤマキャップ。そんな姿は見たくもなかった。
■「人事を尽くして天命を待つ」。UGMが人事、天命がエイティ…とイトウチーフ。明言してます、素晴らしい。地球人としてギリギリの限界まで「一生懸命」努力するのが、我らの矢的猛なのだ。
■ブタ鼻だけど、やっぱりバルタンはバルタン。作戦は低レベルだけど、やっぱりエイティとのバトルはいい。瞬間移動に空中戦、人間型宇宙人との対決が少ない「80」だからこそ名勝負になったのかも。
■5代目バルタン星人は2004年、バンダイの「ウルトラ怪獣シリーズ」でまさかのソフビ化がなされました。写真はここをクリック
(2005/8/16)

<<Top (C) Toshihiko Watanabe