白い悪魔の恐怖
珍奇男の日々 >>バックナンバー
2022年1月10日

■倉山満氏の著作『ウルトラマンの伝言』(PHP新書)。まずは、ウルトラマン80の章(第7章)を読みました。一般向けの書籍だからこそ、もう少し、丁寧に調べて論じて欲しい箇所がありました。
■『ウルトラマンの伝言』では、ウルトラマン80の検討用台本「君にもなれるウルトラマン」を指して、「これでは最初から目指す理想が完全に間違っている」としていますが、その台本を読まずに論じているのかもしれません。その後に続く論考と矛盾が生じています。
■『ウルトラマンの伝言』では『ウルトラマン大全集U』(講談社)を参考文献に「(ドラマの)テンションを高めるために降板させられた石田えり」としていますが、後年の『君はウルトラマン80を愛しているか』(辰巳出版)や『ウルトラヒロインズ』(角川書店)も読むと、その理由には疑問が残ります。
■『ウルトラマンの伝言』では、最終回について「これまでも、オオヤマキャップが矢的猛の正体をウルトラマン80だと知っている描写がなされ、伏線となっていた」としていますが、そのような場面はありましたでしょうか。
■『ウルトラマンの伝言』には、倉山満氏の切通理作氏への敬意が感じられます。であればこそ、丁寧な論考を!と思ってしまいました。大変失礼ながら。
■ウルトラマン80の面倒臭いファンのつぶやきでした。
2022年1月1日

■仮面ライダースーパー1「強敵あらわる!赤心少林拳敗れたり」を鑑賞して、少し眠ったら、新年を告げる花火が上がったので、目覚めて、「見つけたり!必殺“梅花”の技」を鑑賞。

「荒々しい戦いの中にあってなお、梅の花の可憐さをいとおしむ心こそ赤心少林拳の心だ」(玄海老師)
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