10月 9日(日) 島根県芸術文化センター (17:00開演)   座席 1階02列34番


 4:15起床、羽田7:45発の山口宇部行きJALに乗った。益田・周南のチケットを申し込む時は何も考えず当たり前のように夜勤明けで出かけるつもりであった。ところが、いざ計画段階になって萩・石見空港に飛ぶ飛行機はANAの一日一便、17:20到着のみであった。が、コンサートは17時開演なのだ。そこで、山口宇部、広島、出雲空港などの時間を調べたが、何れも17時に間に合う手段が無い。結局は同僚に夜勤を代わってもらい、それであれば観光も…と早い出発となった。

 その後、皆さんからSLやまぐち号での大人の遠足に誘われ加わった。やや心配だった飛行機も定刻通り到着、空港バスで新山口駅(小郡)に10時過ぎに到着し、大変な人の群れに混じってSLの写真を撮り、いよいよ乗り込んだ。この大人の遠足は周南まで続くのである。


   新山口駅で        展望車                 客車内

 10:33に出発したSLやまぐち号は、レトロ感十分で時間もゆっくりと過ぎて行く。停車時間の長い駅ではホームに降り記念写真を写したり、また車窓の景色には大変美しい赤瓦や黒瓦(石州瓦だそうだ。)の屋根が目立ち感動ものだ。終点の津和野でSLを降り、2時間半ほどの滞在であったが街を散策して2輌編成のディーゼルカーで15:46益田駅に到着した。
 ホテルはすぐそこに見えるのだが改札が反対側のみで、歩くと15分ほど掛かるそうで荷物もありタクシーを利用することに…。結局、チェックインしてすぐに会場へと歩いて向かったのである。



 今回は前日にオープンしたばかりの島根県芸術文化センター・グラントワ大ホール。こけら落しと言っても間違いのない真梨子さんのコンサートである。グラントワ(大きな屋根)と名付けられたこの施設は平面を生かし開放感に溢れている素晴らしいものである。
 先に到着していた、こちらはハワイで知り合った皆さんのグループが9名。私たち7名と合流して記念写真撮影とあいなったのである。

 最近は遠くから来てくれる客にこだわりを見せる真梨子さん。「今日の皆さんはどちらから?」「遠くの方は?」・・・「他には?」とまで言われると「埼玉から!」と叫ばない訳にいかなくなる。恥ずかしいという思いに勇気を振り絞って叫ぶのである。そして、リクエストには「五番街のマリーへ」を聴かせてくれた。

 この日のオフ会(ネット以外の方々にとっては「宴会」というべきでしょうか。)は、何の計画もしていなかった私たちを誘って頂き、「田吾作」という店でお知り合いの市会議員まで乗り込んでの大宴会となった。席上の話、このグラントワに呼びたい歌手を住民アンケートしたところ真梨子さんがダントツで一番に選ばれたそうだ。ちなみに2番は「・・・」さんで、3位はもう市職員も忘れてしまったとのこと。何はともあれ益田市の皆さんに心より御礼申し上げます。

さぁ、明日も早起きしなくっちゃ。







CONCERT Vol.29 2005 戯れの季節を残して