☆ 10月 26日(水) 宮崎市民文化ホール (18:30開演) 座席 1階04列22番 5時40分、小雨のぱらつくまだ夜の明け切らない道を出かけた。羽田09:05発のJALで宮崎には10:40到着。こちらも同様の天気であったが、予定通り宮崎空港から乗り合いバスで青島観光に向かった。まるで老人会に加わったような気になる客層を乗せたバスは30分足らずで青島に到着する。傘が無くてもいいかな?程度の小雨が昼過ぎまで続き、平日の観光客も疎らな青島神社参道をブラブラと歩き出した。弥生橋を青島に渡るが手前からあの有名な「鬼の洗濯岩」と呼ばれる波状岩が見えてくる。何も調べていなかったのだが満潮時刻でなくラッキーであった。洗濯岩を歩き青島神社に立ち寄って引き返した。 弥生橋から青島を望む 青島神社の鳥居 この時期、たまたま県立青島亜熱帯植物園が無料開放されており、ついでに南国情緒を味わうことが出来た。1軒だけ営業をしていた宮交レストランで生ビールを頂き昼食を済ませ、また乗り合いバスで宮崎入り、「デパート前」で降りた。 16時に地元のMINDさんがホテル(JALシティ宮崎)まで車で迎えに来てくれた。早めに腹ごしらえをして会場に向かったのだが、帰宅時間と重なると大変な渋滞になるそうだ。福祉文化公園の大きな池端に建つ宮崎市民文化ホールは、隣の図書館などと調和のとれた目立ちはしないがアクセントを持たせて自己主張している。1867席というホールに入ると前も横も余裕のあるゆったりシートで、まだ新しく音響も素晴らしい会場だ。 正面入口側 公園側から望む この日は、開演早々のアクシデント発生で真梨子さんもヘンリーさんも初めての経験をされたとのこと。あのバラの花が綺麗に映し出されている透き通った幕が、丁度真梨子さんの顔の位置で上がらなくなり、1曲目「陽かげりの街」の前奏に合わせたかのように上下に20センチ程上がったり下がったり……。このホールのステージは、幅は十分に見えたが奥行きがやや足りないようでマイクは幕の外、客席側にセットされていた。これではさすがの真梨子さんも歌えず、いきなりの「STOP!」。ヘンリーさんも「こんな面白いハプニングは初めて」と。真梨子さんも笑ってしまい、最後のMCでは「最初の2曲は集中出来なかった。でも、このホールの素晴らしさでいい感じに戻れた」と話されたのである。 いつものように「一年ぶりですか?」「初めての方は?」に拍手は珍しく2階席を中心にパラパラ。普段はもっと多いのにという話題になり、「こういう私にも追っかけという人がいるんですよ。そういう人たちは別としても前の方はファンクラブの人なんです。」と話され、「どちらから?」は無かった。「埼玉から来ました」と言うぞ!っと意気込んでいたのだが、見事にはずされた。 宮崎ということで「グランパ」での総立ちの歴史を語り、リクエストでは「蜃気楼」を聴かせてくれた。「真っ白いシャツ」でもほとんどの方が、そして「グランパ」では前半でのMCもあり2階席までの総立ちとなったのである。アンコールでのMCではピンクの衣裳に客席から「うしろを向いて!」と声が掛かる。真梨子さん「なぜ?」。そのお客さん、衣裳のうしろのフリルも見たかったようだ。それに対して真梨子さん「これから結婚する人にあげようか?普段は着られないけど披露宴のお色直しで着たら?」と。これは翌日の熊本でも話されたのだが、どなたかお願いしてみては如何でしょう。(結婚の証明が必要でしょうね) 「宮崎にはゴルフ場が沢山あるし、やめたらこちらに来ます。」と話されたように、素晴らしい音響で素敵なホール。素晴らしいお客さん。いつもより、より饒舌な真梨子さんであった。 終演後は、3名だけのオフ会であったが、店の手配、二次会のご案内と、何から何までMINDさんにお世話になり、ありがとうございました。午前3時近くにホテルに戻ったのだが、是非来年も訪れたいと思う宮崎であった。 |
CONCERT Vol.29 2005 戯れの季節を残して |