11月  8日(火) 郡山市民文化センター (18:30開演)   座席 1階06列31番


 この日は週休、朝から行楽モードで大宮9:50発の東北新幹線に飛び乗ったのだが自由席は結構混んでいた。ほんの1時間程度で福島県郡山に到着、赤い車体にベコ(牛)が描かれた3輌編成の磐越西線に乗り換えた。車内は行楽のおばちゃま達で満員となってにぎやかだ。そして1時間15分、紅葉に彩られた山並みを眺め、終着の会津若松に降り立った。

         
   ベコが可愛く思わずシャッターを切る        会津若松駅前には白虎隊の像が

 市内名所を廻るまちなか周遊バス「ハイカラさん」が1日乗り放題\500。だが、普段の運動不足を補えるかどうか…(?)兎に角、歩くことにした。若松城、別名「鶴ヶ城」までたっぷり30分。途中の市内にはこれと言って旧街並みは見当たらない。お堀を渡った所で休憩し、ビールの中ビンと美味しいなめこそばを頂いた。

                  
                  若松城(鶴ヶ城)

 朝から良い天気であったが、このあたりから瞬間に強風が起きたり天気雨が舞ったり、そろそろ終りを告げる紅葉の葉っぱが舞い上がり背中に入ってこそばゆい不安定な空模様になった。
 15:49の列車で郡山に戻り、軽く腹ごしらえをして今度は会場まで20分程歩いた。開場がやや遅れ、広いエントランスがあるのだが外まで入場の列が出来ていた。ここでやっと英さん、mysdさんと会えた。
 このあとnoribeiさんから「福島の人はおとなしいから今日のスタンディングはどうかな?」と不安な助言。しかし、実際は大変な盛り上がりで、手拍子、スタンディング、申し分のない応援になった。特に先日の大阪からメニューに入った「ハッピーエンドは金庫の中」では、真梨子さんが驚いた表情をされるほど皆さんさっと総立ちになった。

 初めのMCで、いつものように『皆様いらっしゃいませ。お二階の皆様いらっしゃいませ。』と挨拶するが、後半のMCで『3階があったね。歌ってて明るくなったとき気付いて、わたし正直だから黙っていられなくて…。ごめん。』といかにも真梨子さんらしい。リクエストではたくさんの声が掛かり「君と生きたい」に反応、『ピアノで?』というところまで来たが、結局は真梨子さんの独断で「別れの朝」フルコーラスとなった。『今日のお客さん年齢がいってるから』と。
 後半、メニュー入りした「時の過ぎゆくままに」「ラストメール」では手拍子が、「ハッピーエンドは金庫の中」そして「グランパ」がスタンディングとコンサートの後半は大いに盛り上がって楽しい。これも変わったアンコールの衣裳には「ステキ〜」とあちこちから声が聞こえた。
 『今日、このあと仙台に移動する』とおっしゃった真梨子さん御一行、明日はお休みのはず。ゴルフの予定でも?でしょうね。たっぷりリフレッシュして仙台に臨んで欲しいと思った。

 21:16郡山始発の各停新幹線「なすの」で22:29大宮帰着。この新幹線はやや時間が掛かるがガラガラでのんびりゆっくり。






CONCERT Vol.29 2005 戯れの季節を残して