11月 10日(木) 宮城県民会館 (18:30開演)   座席 1階08列36番


 休暇を取って出かけた。この日も大宮から東北新幹線の自由席に潜り込んだ。大宮でほぼ満席となる。13時ころ仙台に降り立つと肌寒く感じ、上着を着て歩いた。街をブラブラして昼食を済ませホテルに落ち着いたのだが、予約した「東京第一ホテル仙台」が無くなっており『この辺の筈だが』と行ったり来たり…。10月に「ホテルリッチフィールド青葉通り」と名前を変えたそうだ。そう言えば、初めて仙台に泊まったとき利用したホテルだ。(失敗)とっても狭いのだ。
 17時半を過ぎて会場に向かったが、例によって会館前は人が溢れている。更に開場が5分ほど遅れ定禅寺通りの歩道は歩けない状態となってしまった。入口でチケットをもがれ、ロビーに入ると物販コーナーがあり、先日の郡山で「そう言えばシングルコレクションが出ていたんだ」と見事に忘れていたCDを手に入れた。ジャケットと同じ写真のクリアファイルを貰えた。

 この日の応援団は私ひとりという寂しい仙台。「ハッピーエンドは金庫の中」でのスタンディングはパラパラ状態で、真梨子さん、ヘンリーさん、万照さんと向き合う格好になった。「グランパ」でも半分立ったかな?嬉しいことに『立ってくれた方はありがとう。立たない人は何が何でも立たないのよね。』『この曲くらいは乗って欲しいと思います。強制はしないけど。』と、真梨子さんのフォローが入った。
 会場に入った時セットが見えており、あの透き通った幕が無い。宮城県民会館のステージ、そう言えばとっても広いかも…。もしかすると幕のサイズが足りなかったのかも知れない。暗転の中、ヘンリーバンドが出て来ると拍手、真梨子さんが出て来ると拍手。これはこれで良いのでは?と感じた。更に幕が無いことによるのか、アンコールの手拍子の中、あの街灯が上から降りてくることはなかった。

 私もこの日の仙台は寒く感じたが、真梨子さんがヘンリーさんに『タートルネックのセーターを買ってあげたの。私のお金で…』。更に街で若い人に『橋真梨子さんですか?ってサインを頼まれて嬉しかった。だけどお母さんが好きなので…だって。』と笑いを誘った。
 リクエストでは最近よく声が掛かる「教会へ行く」。『坂道を教会へ行く、真黒なドレス着てっていうのよね』すかさずヘンリーさん『昔のは覚えてるんだね』 真梨子さん『来てるかもね… 最近のはすぐ忘れるけど』 結局、「ジュン」に落ち着いた。

 1日休暇を取った真梨子さんは大変元気で「Danny Boy」での裏声など難しい部分を大変綺麗に発声されて、今年一番の感動曲となった。帰り道、一番町で見つけた串焼き屋でひとりオフ会。若い女性同士も見える明るく感じの良い店で、串を8本と生中3杯。









CONCERT Vol.29 2005 戯れの季節を残して