11月 11日(金) 宮城県民会館 (18:30開演)   座席 1階10列33番


 朝食を抜きゆっくり起きて駅地下のレストラン街で食事を済ませ、12:25発の乗り合いバスで秋保(あきう)温泉に行った。(\780) 1時間近く揺られ、手前の「のぞき橋」で降りると名取川の名所「磊々(らいらい)峡」入口がある。結構な距離、遊歩道が整備されており平日ではあるが散策する方が数人見られた。もっと上流が見頃だという紅葉はそれ程でもないのが残念である。

      名取川・磊々峡  

 数年前にも訪れた湯元へはここから10分ほど歩く。前回は大して調べもせずに老舗の「佐勘」のお湯に一人で浸かったが、今回はお向かいの「ニュー水戸屋」のお世話になった。素晴らしく広い大浴場の大きな風呂は一押しだ。大浴場を取り囲むように大樽の風呂やヒノキ風呂、そして岩に囲まれた露天風呂が配置されている。昨日とは打って変わり、やや汗ばむ陽気で露天風呂が特に気持ち良かった。(\1,050)

          秋保温泉・湯元「ホテルニュー水戸屋」

 湯元15:25発のバスで仙台駅に戻り、この日に見えた“ちゃめ”さんをホテルまでお迎えに行った。従妹の方と3人で県民会館まで歩き、入口の人ごみが無くなるまで喫茶でお話した。

 コンサートは昨日同様、幕の無いステージにヘンリーバンドが両袖から現れるところから始まる。定刻の開始だ。リクエストを募ると今日も「教会へ行く」の声が掛かり、『最近多いんですよ。古い曲もやりましょうかね』 (拍手) 『今日じゃないですよ』 『ちゃんと練習してね』。来ツアーではメニュー入りの公算も(?)。ところが、結局はリクエストは受けずテンポ良く進んでいく。
 通常よりかなり早く、会場を出てから時計をみるとまだ20:20で、1時間45分程度のコンサートであった。タクシーで仙台駅に行くと指定を取ってあった21:24発「はやて」(一番早い新幹線)の前の20:50発「やまびこ」に真梨子さん御一行は乗られた。東京駅に着くのは8分早いだけだ。「はやて」を利用すればお帰りモードのコンサートでなくても良いのにと思った。兎も角、真梨子さんを見送ってゆっくり次の新幹線を待ち、350缶ビールを2本空けて22:43に大宮着という今年最後のマリーズツアーであった。







CONCERT Vol.29 2005 戯れの季節を残して