2005 Christmas Shows
横浜プリンスホテル クリスマスディナーショー
橋真梨子
with Henry Band
ディナー&コンサート
 12月22日(木) 横浜プリンスホテル (20:00開演)   座席 K−15






 昨年、「良い席なら…」と取ってもらった席は、7列目の中央であった。今回は「音はどうでもいいから兎に角、前の席」と希望した。K-15、4列目の上手寄りのテーブルであった。
MDFさん、ちゃめさんと3名で参加したが、朝から北風の吹き荒れる寒い一日であった。

 昨年は終演後、軽くオフ会を開き終電間近で帰宅、十分には余韻を楽しめなかったので、今回は会場の横浜プリンスホテルに部屋を取ってもらった。最上階15階のツインであった。一人には広すぎて落ち着かないくらいだが窓の外は横浜の港が美しい。
 休暇を取り23日の祝日と連休である。14時過ぎに家を出て16時半近くに到着(ボケッとしていて、ひと駅前の「根岸」で一度降りてしまったため遅れた。)すると、フロントで、ちゃめさんが待っていてくれた。チェックインを済ませると間もなくMDFさんからの携帯が鳴った。受付開始の18時まで3人でお茶を飲みお話を楽しんだ。

 この日の真梨子さんは大変元気でお話も歌も申し分ない。20時15分にスタートしたコンサートでは、メニューの14曲とリクエストを受けた「五番街のマリーへ」ワンコーラスを披露してくれた。時間にして丁度1時間30分である。
 初めのMCでは、「私のディナーショー、初めての方?」にたくさんの拍手が起こった。そして、いつものように後ろの席の方に気配りされ、「途中で帰らないで…、下さいねぇ〜!」と、ちょっとおちゃめな言い回しが印象的であった。ところが私の前のテーブルの方は前半で帰ってしまった。まぁ、お陰様で後半は真梨子さんまで見通せる最高の席となったのだが、ディナーショーならではの光景である。逆にディナーはせずコンサートの時間に現れる方もある。
 全体としては何かにつけ拍手が起こり皆さん楽しまれているなっと感じるノリの良いコンサートである。「ザ・ピーナッツ・メドレー」では、両脇のラダーに吊るされたもの、ステージの後ろに現れる2台、合わせて4台のモニターが用意されていた。



 真梨子さんの衣裳は、黒のアンサンブルスーツ(?よく分からない。)要するにタンクトップのワンピースに上着を着ている。ビデオの真梨子さんは上着を着ていないのである。メドレーのあとでこの上着を取り、ビデオの真梨子さんになる。上半身はベルベット地でスカート部分はシルク地、下にレースがあり、ややフワッとしている。感じは分かって貰えるであろうか。

 「for you …」が終わって真梨子さんが話を始めようとすると、「もう終わり…」と察したのか、会場からリクエストが飛び交い始めたが、「ジュン」には「さっき横浜の歌は歌ったじゃない“ラストメール”」と真梨子さん。ところが最初からずっと「五番街!」と連呼している人が。さすがの真梨子さんも「悪酔いしてる?」とかわすのであったが遂には「特別にやりましょう」ということになり、ワンコーラス聴かせてくれた。更には「コンサートではここでメンバー紹介するんだけど、五番街やって時間無いし、いいか!?」と言うと客席から「だめーッ!」の大合唱。「皆さんやさしいのね〜」「私もヘンリーバンドを覚えて欲しいと思っています」と紹介をされたのである。万照さんの紹介では、「今日は何もしないの?いいよやっても」と。ここで赤い布を取り出した万照さん、普段通りのマジックを披露し喝采を受けた。

「グランパ」では、それまでの周りの声かけや拍手の多さに勇気付けられ皆さん立ってくれるであろう…と、さっと立つと案外と皆さん冷たい。両サイドの前方だけ、せいぜい20名程度のスタンディングである。500名の客席はそれなりの手拍子にとどまったのであった。でも、真梨子さんの「今日も来てるのね」という目線が眩しく嬉しかった。最後の全員の整列でのスタンディング・オベーションも、ディナーショーに見えるような紳士、淑女の集まりにしてはマナーの無い終演であった。

 終演後は、参加されたMDFさん、ちゃめさんとホテルのバーに場所を移し、23時過ぎまで余韻を楽しみ、翌朝は8時にゆっくり1時間も掛け朝食を摂って10時前にチェックアウトした。兎に角、真梨子さんの元気が一番。私も元気を貰って、次は大阪で会いましょうと別れ、12時に帰宅したのである。






会場入口で

テーブルには持ち帰り出来る花が