6月12日(月) よこすか芸術劇場 (18:30開演)   座席 1階 M列25番


 本日公休日、東京を抜け、横浜のまだまだ先、三浦半島の横須賀まで2時間半のちょっとした遠征である。我が家からは仙台、新潟の方が便利とも言える。14時半過ぎに家を出て17時に最寄り駅の京急・汐入に着いた。昨年は台風に遭い大変な風の中であったが、今回は梅雨入りしたものの雨の心配は無い。
 車中でちゃめさんから既に到着しているとメールが入った。前回同様、近くのファミレスに行くと伝えた。駅前で写真を撮り、ちゃめさんとお話しながら生ビールを1杯。18時に会場に向かうと、じきに英さん、晴さん、そしてmysdさんが現れた。ハワイでご一緒した安藤さんご夫妻とご挨拶しているうちに開演時間が迫り、急いで席に着いた。

       京浜急行・汐入駅

 よこすか芸術劇場は、劇場型ホールで"聴く"よりも"観る""観せる"事に重点をおき、愛知県芸術劇場、びわ湖ホール、アクトシティ浜松などと同じ、カーネギーホールのような会場である。今日の席は、前ブロックの一番後ろ。A席の前に「AA」「BB」があり、15列目だが、通路際の席でステージ全体が見渡せ、真梨子さんまで遮る物はない。

 コンサートとしては、改めて記録に残す変化は無い。「やらないけど」と聞いたリクエストでは、「○○からお願い!」と声が掛かった。真梨子さんは暫し「???」。それはちょっと切ない「立ち見からお願い!」であった。演奏が出来ない曲で、ドラムスの山下さんは明らかに腕でバッテンを作っていた。結局、お決まり通り進行したのである。
 久しぶりに血液型の話題になり、ヘンリーバンドの半分がAB型であると話した。サックスのアンサンブルを聴かせるところでは、本業は万照さんだけで、ヘンリーさんはフルート、小松崎さんはキーボード、治郎さんはベースマンと紹介するが、久々の小松崎さん攻撃が出た。「デビューから一緒で古いんで、やめさせるわけにもいかないんですけど、何でも出来るんです。ギターも弾くし、バンジョーなんか弾くんです。ハーモニカも吹くし、法螺も吹くし。ダンスもやるし。でもみんないい加減。」いつか聞いたことがあるな〜と笑って聞いていた。当の小松崎さんは、メンバー紹介の「じじい」も含めて『おいしいと思っている』そうなので、皆さんも大いに漫才として楽しんで欲しい。

 「fiesta」4回目のコンサートであったが、本当に素晴らしいステージである。アッという間に2時間が過ぎ去ってしまう。今回残念なのは、ヘンリーバンド・プレイの時にトイレに立つ方が随分と目立ったこと、スタンディングがこれまでで一番少なかったこと。

       会場から横須賀中央駅に向かう「ドブ板通り」の排水口。

 帰りの時間を気にしながらのオフ会は、英さん、ちゃめさん、晴さんと4名。横須賀中央駅近くに移動して22時30分過ぎの電車まで楽しんだ。帰宅したのは0時50分。ただ、この日はサッカーWカップの日本戦が22時からあったため、全線、来た電車にゆったりと座って帰ることが出来た。こんなに人の居ない東京は珍しいことである。