6月21日(水) iichikoグランシアタ (18:30開演)   座席 1階 01列15番


 2日間の休暇を取って初めての大分に向かった。8時半過ぎに家を出たがちょっと早く10時半に羽田に着いてしまい、最近いつも利用している店で取り合えず生ビールを一杯。大分のホテルには15時になってしまうので軽く食事も済ませた。さぁそろそろ…とゲートを抜け搭乗口に行くとマロさんと藤井さんが。よく見ると向かいに治郎さんと山下さんも。「こんにちは」と言って通り過ぎた。少し先のベンチに落ち着くと真梨子さん、ヘンリーさんもご一緒であった。ここでは真梨子さんとヘンリーさんのアツアツぶりを見せつけられて、思わずニヤニヤしてしまった。機内ではお二人が私の6列前の席に座られた。大分空港では市内まで更に1時間掛かるので思うことは一緒。トイレに行けば皆さんお揃いである。
 私はひとりバスに。10人も乗ったであろうか。ゆったりと市内に向かったが、失敗したのはコンビニが駅前にしかなく、ホテルの近くに大型スーパーを見つけ買い物をした。ビール、お茶、つまみ、それに若干の食料。私はホテルの朝食を摂らないのである。着替えてレストランに出かけるのが面倒なのであり、それにチェックアウトぎりぎりまで寝ていたいというのが遠征の常となっている。

       
大分駅前ロータリー                      ホテルから総合文化センターを望む     ホール入口

 17時半過ぎに会場に向かった。最近よくある「冠」名、大分の代表焼酎のiichikoを冠したグランシアタは大分市の施設(総合文化センター内)である。10年はたつと言うが綺麗なホールで、床や椅子は桜の木なのだそうだ。3階まであり、2・3階には左右にバルコニー席が延びている。よくお会いする方を見かけ話しているとHIROMASAさん、じきになおさんが、更にSASAさんとお会いしたが、「大分は立たないんですよ」という話を聞いて、少なくとも私たちだけでもサッと立とうねと話したのである。今年初めての最前列、下手の席に着くと開演である。

 これまでと変わらない元気なステージを繰り広げ、メンバー紹介ではいつも笑いを取ってしまう小松崎さんを「小松崎 純!」と紹介。普段とは逆の意味で、当の小松崎さんがズッコケる仕草をみせたのである。
 今回も1列目ということで知らず知らずに肩に力が入ってしまい、何度か意識して肩の力を抜いた。そして終演のスタンディング・オベーション。皆さんが下手に下る時のこと。小松崎さんが「こんな所にいたんだ」という感じで指をさしてくれた。

 オフ会は、地元なおさんのご案内で関アジ、関さばをご馳走に生中3杯。そろそろ次にと案内されたのは、カンタループUというライブハウス。かのパンバニーシャ・鈴木禎久さんの帰郷ライブということで、当然ベースは治郎さんなのであるが、「高橋真梨子さんのライブが市内であり、バックバンドのヘンリーバンドも交えて」とライブ・スケジュールに載っている。この日、参加されたのは他に万照さん、マロさん、山下さん。万照さんのおしゃべりはとても楽しい。

 寝たのは何時であったかよく覚えていない。それでもひとりお約束の由布院へ行くべく8時過ぎには起きた。湯布院かと思えば「由布院」が正しいらしい。九州に来ると興味が湧くのはJR九州の列車だ。カラフルでかっこよい。
私の乗った久大本線は博多から脇田温泉に行くバス、レッドライナーと同じ真紅のディーゼルカー2輌編成であった。お客は数人。ともあれ9:56大分発(¥910)で10:56由布院着。時折、傘が必要になる天気の中、15分ほど歩いて、ネットで調べておいた「日の春旅館」の露天風呂(¥500)につかった。
                      
当然貸切である。底に砂利を敷き詰めてあり、歩くと身体に良いそうだ。数ヶ所から湧き上がるお湯で常に結構な量が溢れ出している透明のお湯であった。その昔、千人風呂と言われた露天風呂だったと記されてあったが、現在はどうだろうか?それでも十分に広い。
 お昼は、駅近くに戻り“そば”の「花佳」(はなよし)にお邪魔した。空港行きのバスまで時間があり、湯上りのビールを一杯、そしてざるそばを頂き1時間以上居座ってしまった。素敵な奥さんが切り盛りしているもんで、つい。 
 16:10発の飛行機で、19:30に帰宅した。何とも充実した、楽しい、そしてのんびりとした最高の遠征となったのである。