2006 Christmas Dinner Show
帝国ホテル大阪 クリスマスディナーショー
橋真梨子
with Henry Band
ディナー&コンサート
 12月17日(日) 帝国ホテル大阪 (20:00開演)   






 今年は関西の方からお誘いを頂いて大阪に出かけた。やっとホテルにコネが出来たと喜んでいた横浜プリンスが閉鎖されてしまったのである。この帝国ホテルの大きな10名テーブルひとつが貸切となり、食事からコンサートまで和気藹々と楽しい時間を過ごさせてもらった。

 

 例によって夜勤明けの日曜日。いつもの12時30発JAL便で出かけた。宿は最近、三井アーバンホテルが定宿となった。春の大阪公演は梅雨時で、よく傘をさして歩くイメージがある。其の点、このホテルは地下鉄御堂筋線「中津」駅直結で、ひと駅の梅田(大阪)から歩いても10分ほどである。雲の多い大阪であったが案の定、16時過ぎに出かける時は“雨の御堂筋”であった。
 JR大阪駅から帝国ホテルのシャトルバスに乗る。夕方の混雑で「30分から40分掛かるかも知れない」と動き出してから言われても困る。のだが、10数分で到着し皆さんと無事にお会いできた。

 会場は「孔雀の間」。正餐で750名収容とある。食事は、前菜からスープ、舌平目のワイン蒸し、フィレ肉、そしてデザート。これでジョッキがあれば申し分ないのだが、何ともお上品なことである。ただ、このホテルは最近には珍しく、飲み物を次々と注いでくれる。
 20時を過ぎると拍手が起き、ステージにヘンリーさん、小松崎さん、万照さん、治郎さん。恒例となったサックスのアンサンブルはモーツァルトの♪アイネ・クライネ・ナハトムジーク (セレナーデ第13番ト長調)。よく耳にするメロディであるが、曲名は初めて聞いた。これもディナーショーの大きな楽しみである。
 そしていよいよ真梨子さんの登場で、ツアーコンサートではお馴染みの曲が次々と披露されていく。この帝国ホテルは今回が5年目だそうで、ラインアップはこのあと郷ひろみさんと森山良子さんとのこと。「私を選んでくれてありがとう」そして「一年の締めくくりとして、皆さんの心に残ってくれればと一生懸命頑張ります」とおっしゃる真梨子さんには会場から大きな拍手が送られた。リクエストでは♪別れの朝 を歌われたが、予定通りかな?そして初めての方でも知っていそうな曲を5曲メドレーにしたのは良い企画である。終盤にはグレンミラーの「イン・ザ・ムード(In The Mood)」が演奏されスタンダード曲♪チーク・トゥ・チーク(CHEEK TO CHEEK)へと続く。♪グランパ では私の経験上ディナーショー最大のスタンディングとなったのであるが、これもこの10人テーブルの皆さんと前方に陣取った応援団の方のお陰。初めての方が少ないのも大きな要因であったと思う。

 今年も多くの方々と一緒にコンサートを楽しめたことを幸せに思います。ツアー日記を読み返して6月の2007年ツアーが始まるのを待つことにします。ありがとうございました。