6月 21日(木) 川口リリア・メインホール (18:30開演)   座席 1階11列42番


 2007年コンサートツアー“優彩唱” のスタートである。休暇を取り16時前に家を出た。川口には1時間弱、距離は近いが2回の乗換えがある。まずは会場に入り、コンサートポスターを確認。改札前に戻ったところで偶然、遠征の多和田さんと出逢った。

 大変蒸し暑い日で、兎に角どこかで腹ごしらえを…と反対側の東口に出るところで、またも偶然が、更には駅近くの店を覗くとガラスの向こうで手を振る方が。どなたとも待ち合わせはしていないのだが、何とも偶然の連続で18時を過ぎ会場の川口リリアには6名で向かった。
 外までは無いがエントランス・ホール内に行列が残っていた。ここでも多くの皆さんと再会のご挨拶をさせて頂き、入場すると真っすぐ真梨子さんグッズの物販に。「ひと通りください。」と言っているところを何人かに見られてしまった。更に“fiesta”のDVDを購入してクリアファイルを入手。そして今年のスポンサーであるJ:COMのアンケートに答えてこちらのクリアファイルも入手。席に着くときは大荷物になってしまった。開演時刻間際に席に行くとそこにはすでに人が座っており、まさかのダブルブッキング!?とチケットを2度、3度と見直してから確認してもらうと2階席の同番号の方であった。やれやれ…、ちょっとあたふたとしたところを応援団の方にしっかり見られていたようだ。

 兎にも角にも、無事に“優彩唱”がスタートした。

 前半はステージも、真梨子さんの衣裳、ヘンリーバンドの衣裳も、すべて黒で統一され大変「シック」という言葉がよく似合う。真梨子さんの衣裳は黒のロングドレスで、「カラス」なのだそうだ(まさか…)。袖口とスカート部分にやはり黒い羽根が付いている。とっても素敵なドレスだと思う。
 ニューアルバムの無い今年のツアーであるが、お約束の新曲も披露され、宮原さんの曲、真梨子さんの詞だそうで、♪コバルトの海 とても難しそうな曲である。そして何と言っても私の大好きな2曲、♪OLD TIME JAZZ と♪蜃気楼 が入っており大満足なのである。

 ヘンリーバンド・プレイは大変面白く、小松崎さんと万照さん、マロさんと山下さんのコミカルなバトルが会場を大いに笑わせてくれるのだが、全体にかなり高度なテクニックが必要だと分かる。決してトイレに立って欲しくない。
 万照さんの手品もこれまでとはひと味違って高度な仕掛けが…。なのだがこの日は見事に失敗してしまい会場は大爆笑に包まれたのである。

 後半では逆に全員が白を基調とした衣裳になるのであるが、登場した時の真梨子さんは着物風の衣裳である。“花札”で見たような…。それは2曲終えたところでステージ袖に消えて脱ぎ、そして淡いグレーのパンツスーツで大いに盛り上がるのである。
 “fiesta”から生き残った♪オレンヂ では最前列に陣取った毎度お見えの方がサッと立つと結構見事なスタンディングとなったのである。やはりコンサートにはリーダーが必要だと実感した。

 「団塊の世代に贈る音楽会」がコンセプトとのことで、懐かしい曲も聴ける。ステージ中央の坂道(?)が巨大な橋に変身する頃には真梨子さんの歌声にうっとりしてしまうのだ。また、アンコールの衣裳は金色のドレスで、登場すると会場から「うわ〜!」と声が上がるのである。それが、お尻あたりに針があったようで、1曲終えたところでヘンリーさんに取ってもらうと「あー、よかった(ホッ)」

 「J:COM PRESENTS」と冠が付いたコンサートツアー初日。オフ会は13名で23時近くまで、久しぶりにお会いして話も弾んだ。








MARIKO TAKAHASHI with HENRY BAND

CONCERT TOUR VOL.31

彩唱