7月 15日(日) フェスティバルホール (17:00開演)   座席 1階KK(25)列L16番
      16日(月) フェスティバルホール (17:00開演)   座席 1階 E (5)列 R6番


 丁度今週から金曜夜勤に変わった。祝日もあり、公休日としての3連休で大阪2泊3日ツアーだ。台風4号が迫っており仕事も手に付かない毎日であったが、中学生の頃から山歩きをしている関係で天気図は結構読める。この台風が沖縄にいる頃から「これは本州に来ない」と思っていた。日本近海の太平洋には南北に2つの大きな高気圧が停滞していた。その間に向かって梅雨前線が延びており、台風もこの間を抜けなければ偏西風に乗って東に向かえないのだ。気象庁の進路予想が本州を舐めるようになっているのを不思議に思っていた。当日は「やっぱりね!」という気持ちで小雨の中、折りたたみ傘で出かけた。大阪空港に降りることが出来ない便が早朝に欠航となっていたが、羽田は連休の中日と言うこともあり、普段より空いており利用した飛行機も空席が目立った。

 いつもの三井アーバン大阪にチェックインして、16時に出かけた。建て替えるという噂を聞いたフェスティバルホールを淀屋橋から写真に収めた。改めて見ると、確かに高層ビルに囲まれたとても古い建物だ。(○囲みの建物)

 ホテルを出て20分ほど。まだ会場は開いてなく佇んでいるとmansellさんと出くわした。皆さんの報告で、真梨子さんは風邪を引かれ最悪の状態と聞いていたコンサートのスタートである。
 確かに苦しそうだ。低音が良く出ない。高音は一見、普段と変わらない伸びのある発声であったが、無理しているのかも知れないと思うと、やはり穏やかではいられない。
 この大阪3公演は、特別メニューで行われていた。「無伴奏」「そばにきて」がカットされ、「蜃気楼」が復活という構成であった。いかにバラードを歌いあげることが難しいかということだ。逆に言うと、今の若い歌手に多く見られる声を張り上げる歌い方はごまかしがきくということになる。
 2日前の初日の「悲壮感」に比べれば、だいぶ良くなったようだが、「無理はしないでね!」と誰もが思うところであろう。
 この日は、東北、関東、中部、北陸、関西、九州から、19名でのオフ会。大いに盛り上がったが、スタートが20時前であり健康的にホテルに戻ることが出来た。





 翌16日(月祝)は8時45分、阪急・梅田駅に6名が集合し、京都の「祇園祭」見物に出かけた。烏丸付近を散策し、「南禅寺」に移動。参道の有名な豆腐料理屋で昼食を頂いた。更に八坂神社に寄って梅田に戻るとちょうど良い時間になっていた。

 この日は、前日と比べて明らかに発声の具合が良好となっていた。やや安堵してコンサートを楽しんでいたのだが、アンコールの1曲目が「とまどい小夜曲」から「彼女」に変更となっており、その9小節目でつまづいた。続けるかと思いきや真梨子さんが手を挙げて演奏停止。これは久々のことである。結局はヘンリーさんが用意してくれた譜面台を使って続行となったのであるが、ファンは大喜び!終演後は、皆さん得した気分が漂っていた。
 終演後は、HIROMASAさんのご案内で高級“お好み焼き屋”にご案内頂いた。4〜5名で鉄板に向かう感じのちょっとした個室感覚の席。相対する“おねえさん”が、5名それぞれが注文したものを、目の前で焼いてくれ、5種類のお好み焼きを美味しく頂くことが出来る。

 結局、大阪3日間はリクエストを受けなかったのだが、徐々に健康回復の兆しが見られ、「まぁ、お願いだから無理はしないでよね」と感じた大阪ツアーであった。17日お昼の飛行機で帰宅したのだが、またまた中越で大地震が起きていたのである。









MARIKO TAKAHASHI with HENRY BAND

CONCERT TOUR VOL.31

彩唱