10月 20日(土) 岸和田市立浪切ホール (18:30開演)   座席 1階03列16番


 岸和田は初めて訪れる。夜勤明けのこの日、いつもの12:30発JAL便で伊丹に向かった。着陸時、風が強く横風を受けた飛行機が滑走路の中央ラインから外れそうで左右にフラフラとした。東京は上着なしで良かったが、大阪は上着を着てちょうど良い気候であった。飛行機では飛び立つ前に寝込み30分ほど熟睡したようだ。そして、いつもの店で昼食を済ませ梅田行きのバスに乗り込むとまた居眠りをした。
 今回のホテルはいつものサンルートでも三井アーバンでもない。何があったのか、予約開始日から満室となっていたのだ。初めての“梅田OSホテル”は大阪駅の南側である。新阪急ホテルのバス停から地下道で雨でも濡れずに済むというホテルであるが、安全策をとって地上を歩き出した。ところが駅の南側には横断歩道のない大きな交差点があった。仕方なく地下に潜るとあらぬ方向に歩いてしまった。階段がグルグル回るので東西南北が分からなくなってしまった。結局、バスを降りてから30分近く歩いたのである。
 事前に「16時、難波駅」と連絡を貰っており、ホテルで忙しなく支度を済ませ出掛けた。

 南海電車の急行で25分の岸和田は言わずと知れた“だんじり”で有名であるが自動販売機すら如何にも岸和田らしい。ちょうど秋祭りのようで、山車も止めてあった。会場の“浪切ホール”はまだ新しく大変綺麗で、こぢんまりとした素晴らしいホールである。駅から向かうと手前の大通りに面して可愛いらしい神社があった。







 前公演の浜松では、今いちのスタンディングだったようであるが、この岸和田では大いに盛り上がり、とても楽しいコンサートであった。
 ただ、MCで真梨子さんから「いびつで不思議なのを見た」と言わしめたスタンディング。これは応援団の席がたまたま中央ブロックの左右端に縦に並んだことに因るらしい。このため左右には広がったが、中央部分が縦方向にほとんど立っていないという結果になったようだ。そして、1・2列がほとんど座ったままで、お陰さまで3列目の私からは真梨子さんと向かい合わせとなりこれはラッキーであった。
 ヘンリーさんから「みんな団塊の世代?」の話題が出たところで『若いで〜す!』。これに「聞いたことある声…」、「どうやって来たの?」と聞かれたなおさん。『新大阪まで新幹線で』『難波から南海で』には客席から拍手が起きたのである。
 今回、偶然があり常連の方から「よく見える横浜の方が今日も来る」と聞いて席に着くと、いつも持ち歩くペーパームーン・グッズのバッグを見たお隣の方が「ファンクラブの方ですか?」と声を掛けて来た。話をすると、な〜んだ、この人だ。名古屋で始めた♪時の過ぎゆくままに のスタンディングも二人で揃って大変心強かった。

 終演後は、更に冷え込んだ夜道を歩き居酒屋で4人オフ会。ちょっとおしゃれで若者が多い店であったが、生中、麦焼酎のお湯割りで美味しい料理をそして初物“牛スジ煮込み”を頂いた。
 翌日はまたまた横断歩道の無い大きな交差点で地下に潜ると、三井アーバンホテルに行く時の阪急茶屋町口まで行ってしまいウロウロと歩き回ったが、無事に伊丹空港で昼食を摂り13:30のJAL便で帰宅した。






MARIKO TAKAHASHI with HENRY BAND

CONCERT TOUR VOL.31

彩唱