☆ 11月 13日(火) 長野県県民文化会館 (18:30開演) 座席 1階え(04)列23番 2日間の休暇を取って4連休である。9:45に家を出て大宮10:50発の「あさま515号」に乗った。1時間10分でパラパラと小雨の降る長野では綺麗な虹が出迎えてくれた。まずは善光寺参りに向かった。駅前から「ぐるりん号」という市内循環バスがあり、僅か6分で善光寺入口に連れて行ってくれる。もっともどのバスに乗っても100円区域となっている。 丁度、紅葉も最盛期で周りの山を見ても感動である。途中の山門は工事中で迂回させられるが、このとても大きなお寺には見所がたくさん有る。 昼食をと思い参道のソバ屋に入ったが、戸隠の「新そば」とうたうほどのものではなかった。駅近くの店の方がおススメである。傘をさすかささないか戸惑うほどの雨の中、帰りは駅まで歩いた。旅は歩いてその街を観るのが一番だと思う。 若い頃に一度訪れ、車でも一度来た長野であるが当時の記憶は何も残っていない。この日の会場「県民文化会館」は地図で見ると歩いて10分程度なのだが、繁華街と反対側の駅前に立つと地図を見ても分かりにくい。目の前に建物は見えるのだが、地図の道が分からない。真梨子さんのコンサートに行きそうな年配のカップルのあとを付いて歩き出したのだが歩くのが遅くじれてしまい追い越してしまった。これが東京の人間である。所々に案内掲示があったので迷子にはならずにすんだが、帰りも皆さんバラバラに好きな道を選んで歩いていた。 このコンサートに参加すると連絡があったのは2名。前回の大阪では「ラストメール」が歌われスタンディングしたと報告が入っている。“孤立無援”状態で5曲立つのはきついなぁと思っていたのだが、会場ではあの「静岡」さんが、そして席に付くと隣に「小田原」さん。更にはいつもの「追っかけ」のお二人に応援団のお二人。総勢10名を越えた。 メニューは「無伴奏」がカットされ、「桃色吐息」が「メドレー」の後に移動のパターン。そして大阪同様に「そばにきて」が「ラストメール」となった。長野は十分日帰り可能で、真梨子さんもステージで「ゆっくり美味しいものでも食べたいけど」と帰られる話をされた。1曲少ないので特別お急ぎモードということは無くほぼ2時間のコンサートであった。 問題のスタンディングであるが、やはり「時の過ぎゆくままに」「ラストメール」は、ほんの数名であった。 終演後のオフ会は泉さんと2名だけ。駅前で2時間弱。折角の長野なので一泊し温泉に行く計画であったが、泉さんがお付き合いしてくれることになった。 翌日、10時にチェックアウトし駅前の喫茶で待ち合わせ、長野電鉄10:49発の特急「ゆけむり号」で湯田中温泉に向かった(\1,230)。本来、小田急電鉄の旧ロマンスカーなのだが列車点検のため2000系特急での運行とHPに載っていた。それはそれで「チョロQ」になっているような長野電鉄ご自慢の列車なのである。 長野電鉄2000系「特急ゆけむり号」 快晴となったこの日は、車窓から綺麗な紅葉の山並みを眺め、45分で到着した湯田中はとても大きな温泉街であった。目当ての高台にあるホテルにやっとたどり着くと「今、お湯を抜いて清掃中」。仕方なく坂を下って一流ホテル「水明館」の露天風呂に二人きりでのんびりとつかった。眺望はいまいちだが、こちらも素晴らしい露天風呂である。この季節はいつまででも入っていられる。 帰りの電車はロマンスカーで、申し分なく長野に戻り丁度発車しそうな長野新幹線に飛び乗った。 |
CONCERT TOUR VOL.31
“優美彩唱”