7月 13日(日) 愛知県芸術劇場 (17:00開演)   座席 1階06列22番


 名古屋はこの2日目のチケットだけを多和田さんと一緒に取っていたのだが、今週は人の都合で勤務シフトに変更があり、たまたま木曜夜勤となった。こんなことなら土曜日のチケットも取っておけば良かったなぁと思いつつ…。

 カミさんの父(93歳)が倒れて2ヶ月近く経ち、ツアーに合わせて名古屋には土曜日の朝から見舞いに来ていた。うんざりする蒸し暑さの中、この日も朝から病院に出かけたのだが、15時ころに「友人と会う(カミさんの発案)」ことにして会場に向かった。なおさんとmansellさんにメールして待ち合わせ、3人でひと息ついてから会場に入った。

 この日は、例の♪ヒ・ラ・ヒ・ラ淫ら と♪多重人格 は「立たないよ」と決め込んでいたのだが、なんと思わぬ総立ち状態となり、座っていたのでは真梨子さんが見えない。
 やはり♪not so bad のあとの「パラパラと立ってくれてありがとう」「勇気がいるのよね」「とってもうれしい」と、おっしゃる真梨子さんの魔法である。


 17時開演のコンサートでは過去にも何度か話されている「まだ時間が早いから元気ないのかな」と手首を見る仕草をしたのだが、「ああ時計じゃない、ブレスレットだ」。
 これにはヘンリーさんが壷にはまり、暫しおなかを抱えることに…。

 そして何よりこの日は3日前の神戸から変わったというアンコールの衣裳を楽しみにしていた。オレンジ色(ほぼ「赤」)のノースリーブのロングドレスであった。後ろには大きなリボンが付いている。
 これだけなら驚きもしないのだが、茶系の完全に頭を覆う網目のつば無し帽子を被っている。帽子の左側にはドレスと同色の大きな花が一輪。そして、周りには色彩鮮やかな細い編み込みの紐が垂れ下がっているのだ。

 皆さん曰く、クレオパトラ。なるほどその表現がピッタリである。予想以上のインパクトであり、髪を完全に隠した真梨子さんを拝見するのも初めて。とってもス・テ・キ・ッ!
 真梨子さんのイメージまでも変えてしまいそうであるが、改めて真梨子さんに惚れ直してしまった。


 終演後は、まだまだ明るい栄の大通りに照明が点灯したばかりのテレビ塔が見える。大阪方面に、東京方面に、更には大分まで帰るという皆さんがサッと散ったあとに残ったのは岐阜の多和田さんと私の二人だけ。しかし私も「今日はごめんなさい」と別れ、カミさんの実家近くの四川料理の店でふたりオフ会(?)なのであった。

 兎に角、蒸し暑い名古屋、熱中症になりそうである。
翌月曜日、 20時に帰宅した。








35th anniversary
Mariko Takahashi with Henry Band

CONCERT TOUR Vol.32 2008