当日、早く終わる勤務に変更してもらい16時にフリーになる予定がこんな日に限ってトラブルが発生するのだが、職場からニューオータニは20分程度でなんとか17時半に到着した。赤坂見附から弁慶橋を渡ってホテルの裏側から入るのだが、6階に上がって5分も歩きエスカレータを降りたところが会場入口である。このエスカレータにたどり着いたところで偶然にお誘い頂いたMari-Hamaさん、レインボーさんご姉妹と、更には「静岡」さんとバッタリお会いした。
Mari-Hamaさん提供
私にとって2000年のクリスマスイブ以来8年ぶりのニューオータニである。会場は2,000㎡の「鶴の間」で、シックなテーブルクロスで落ち着きのある客席となっていた。ウェルカムドリンクに白ワインを2杯、ここでは神戸でご一緒したヒデサオリンさんとお会いした。
ディナーは山海の幸、鴨とフォアグラを中心としたもので大変美味しく頂いた。シャンパンで乾杯し水割りを1杯、あとは今回も赤ワインで通したのだが、コンサートが始まる前に「多めにお注ぎします」と大きなワイングラスに半分ほど注いでくれた。
曲目は先の神戸と変わりなく、♪not so bad でも♪真っ白いシャツ でも誰か立ったら立とうと相変わらずの優柔不断ぶりで会場に気を配ったのだが立たれる方は皆無で、まぁディナーショーなんてこんなもの…と諦めた。♪グランパ の前には真梨子さんから「カーネギーホールでは日本からの皆さんが立ってくれた」とお話しがあり、「行かれた方は？」にパラパラの反応で、「5人くらい」。
ここだけは会場のほとんどの方がスタンディングされ大いに盛り上がったのである。こうなると逆に目立たないのが悔しいところであるが、オーバーハンドで手拍子される方は少なく辛うじて真梨子さんに確認して頂けたようで行った甲斐があるというものである。終演後はもうルンルン気分で会場をあとにしたのである。
このニューオータニは14年目を迎え、最近は2日間となっていること。そして「今日はクリスマスイブなのに、いいんですか！」「でも私を選んでくれてありがとう」と話されたのである。
それにしても終演はもう少し余韻に浸りたいと思うのは私だけでは無いと思うのだが、アンコールの♪別れの朝 が終わるとスタンディング・オベーションの暇も無く真梨子さんが下がってしまうのである。
2008年は過去最多のコンサートを楽しみ、ニューヨークツアー、2度のディナーショーと随分と贅沢をしてしまった1年であったが、これからも皆さんに声を掛けて頂けることをお願いしディナー＆コンサートを楽しませて頂きたいと思います。お誘いくださった方には心より感謝しています！