5月 24日(日) 川口リリア・メインホール (17:00開演)   座席 1階07列42番


 待ちに待った2009年コンサートツアー“No Reason”のスタートである。14時過ぎにいそいそと家を出て、川口には15時過ぎに到着…とは昨年と全く同じ行動である。改札を出るとmansellさんが出迎えてくれた。 前日から降り続いた小雨がちょうど上がり、焼けるような日差しであった。有志の集合は改札に15時30分である。
 今回もまずは会場でコンサートポスターを確認し、駅前の喫煙エリアに居るとBSQさんから携帯メール、「やぁ」とやって来たのはWai2さん、手を振って仲間に加わったのはfujikoさん。「もう入口でCDを売ってるわよ」とクリアファイルとポストカードを手にしていた。それでは空いているうちにと全員で会場に逆戻りして「No Reason 〜オトコゴコロ」を手に入れたのである。


 丁度良い時刻になり改札に出向くと遥々遠征のなおさんがお待ちで、6名で喫茶店に向かうと、既にハワイ組の方々がお揃いであった。何やかやと結局10名の応援団が揃って、16時30分に会場に向かった。

 この日は、ざっと50名超の皆さんと再会の挨拶を交わし、盛況なグッズ売り場を覗いた。座席は7列目ではあるが、かなり上手側になる。
 川口公演は14年目と真梨子さんが話された。過去のチケットを見ると手元に14枚揃っている。私が初めて真梨子さんのコンサートに出掛けた1994年3月8日「VERSE」がちょうど川口リリア初公演となるわけだ。

 会場に入ると、ステージ全体を覆う薄い幕に二筋のブルーのライトが当たり、中央に「No Reason」のタイトルが白く浮き立っていた。10分押しの17時10分、いよいよスタートである。
 いつものように「リハーサルへようこそ」の挨拶で始まり、「失敗を見に来るんでしょ」。ふむふむ、それも有りかな〜。
 ステージは左右がひな壇になっており、下手に宮原さん、一段上がって藤井さん、治郎さんが、そして最上段には山下さん。上手は万照さん、一段上がってヘンリーさんと小松崎さん、最上段がマロさんという布陣である。中央には目の粗いスクリーンがあり、後半では左右にも真梨子さんの写真が映し出されていた。
 衣裳は、前半が黒いドレスで膝下丈の長さかと思うと、後ろはロングとなっている。後半には、男性にはちょっとドキッ!とするスリットの入った白いドレス。アンコールでは花柄に同じ生地の大きな花がたくさん付いて、真梨子さんが「重い」と仰る重厚な感じのするドレスで、どれもステキな衣裳である。
 曲目メニューはこれからお出掛けの皆さんのために公表しないが、New Album「No Reason」から5曲、更に1995年「PURE CONNECTION」で聴いた懐かしいカバー曲もあり、真梨子さんのオリジナルでも、私が初めて聴かせて頂く素敵な曲も…。開演直後に引き込まれてしまった。
 後半には、スタンディング3曲、1曲ひと息つくと2曲スタンディングと大いに盛り上がりとても楽しい、そして感動のコンサートである。

 ヘンリーバンド・プレーでは万照さんがパントマイムで大活躍!大いに楽しませてくれる。全員が掃除夫姿に身を包み、ゴミ箱や脚立をスティックで叩くパフォーマンスも見ものである。
 メンバー紹介では万照さんの手品も健在で、赤と白の布と取り出して…、意気揚々と引き上げるステージをお楽しみいただきたい。
 ひとつ残念なのは終演で、幕が下りその奥の動きを注視するがそのまま終わってしまった。スタンディング・オベーションをする間も無かったのだが、次回からは最後の曲の終わりで立ち上がりたいと思う。



 2時間ちょっとのコンサートは19時17分終演。この日のオフ会は24名の皆さんにご参加いただき、懐かしい曲目、すてきな衣裳などの話に盛り上がり、「あっ」と言う間の2時間20分であった。これからの遠征が大変楽しみなコンサート・ツアーである。








Mariko Takahashi with Henry Band
CONCERT TOUR Vol.33 2009