7月 4日(土) アルファあなぶきホール (18:00開演)   座席 1階02列34番


 2004年「cinema」以来、5年ぶりとなる四国・高松は土日に休暇を取って出掛けた。10時前に出発し12:30発のANA機を利用した。羽田に着いて簡単に食事を済ませ搭乗口には20分前に到着。そこには英さんご夫妻が居られた。座席に着くと“治郎さん追っかけ美女”が、そして過去に全公演制覇を成し遂げているM氏がポンっと肩を叩いてくれた。はっきりしない天気の東京である。

 高松空港から高松市街に向かうリムジンバスではM氏と同席してあれこれ話したのだが、この日はコンサートでも座席が隣り合わせであることが分かり「いや、偶然!」。
 この日の宿は高松東急インで、高松駅からは6〜7分歩くことになるのだが、手前の「兵庫町」でバスを降りるとバス停前である。バスが予定より早く着き、15時のチェックインまで30分あるので近くの喫茶店で暇つぶしをした。

 17時にホテルを出て、駅近くの玉藻公園(高松城跡)に寄った。駅前公園のつもりで行ったら入園料200円を取られた。さほど広くはなく、重要文化財となっている水門や櫓を見て歩いたのだが、高松城は「讃州さぬきは高松さまの 城が見えます波の上」と歌われる日本三大水城の一つとのこと。濠は全て瀬戸内海の海水で真鯛が泳いでいるそうだ。大願成就ならぬ「鯛願城就」という幟があちこちに立っており、えさやり体験を勧めている。 
 旧東之丸、重要文化財の艮櫓(うしとらやぐら/写真)を最後に見れば会場は目と鼻の先であるが、香川県県民ホールも今は「アルファあなぶきホール」と言う。この日は今年最高の中央ブロック2列目の座席を頂いた。

 前日の神戸は元々夜勤のはずでチケットを取っていなかったが公休日となり、休まずに来られる予定の高松は2日間の休暇取得を余儀なくされた。その神戸では真梨子さんがエヘン虫に…、更にはスタンディングも少ない盛り上がらない公演であったと心配な報告が来ていたのだが、この日の真梨子さんは元気一杯、スタンディングも大いに盛り上がり楽しそうであった。
 席に着けば前にHIROMASAさん、そのお隣にはハワイ組のご夫婦。最前列中央が2×3の6席中、5席が応援団である。

 今年のツアーでは初めてとなるメニュー変更が仙台2日目にあったが、この日も同様にメドレーの3曲目が♪五番街のマリーへ に変わった。素晴らしく声の伸びる真梨子さんにこれ以上無いくらい癒されたのである。

 終演後は事前にリサーチした駅前の開発ビル、サンポートの3階にある店で閉店まで7名でのオフ会を楽しんだ。ここではたまたまお隣のテーブルが藤井さんの関係者で、やや遅れてご本人も現れたのであった。
 それでも駅近くの会場であり、移動に時間が掛からないのでお開きは23時頃であった。

 翌日は10時過ぎに駅の交番前集合で、HIROMASAさん、なおさんと3名で栗林公園に出掛けた。5年前にも英さんと二人で台風を心配しつつ行った所である。
 今回は初めて「ことでん」を利用した。高松琴平電鉄といい、有名なこんぴら様の琴平まで行っている電車である。昔なつかしい電車で3駅目の栗林公園駅で降りても15分ほど歩かなければならないのだが、前回はタクシーで行き、帰りは1時間ほど歩いて高松まで戻ったものだ。
 朝のうちはポツポツと小雨が落ちたが、栗林公園を散策しだすと陽が差し「ふ〜、暑っ!」。

 今の見頃は「はす」で見事に咲き誇っていた。ちょうど前回の高松と同じ2004年の岩手・盛岡から出掛けた「つなぎ温泉」の植物園で見たスイレンを思い出した。

 1時間ちょっと歩き、高松に戻って「ピッピと言う」と教わったうどん、讃岐うどんを駅構内の店で美味しく頂き、3名がそれぞれの時間つぶしに別れた。私は13時ちょうど発の空港行きバスで高松空港に向かった。

 空港ではここでもM氏と一緒になり、搭乗間近には真梨子さんもみえ同じ飛行機で帰京することになった。私は航空券発売と同時に予約し一般席の2列目、真梨子さんご夫妻はプレミアムクラスの席であるが3列前に座られた。さすがはプロ歌手!と思うマスク姿であった。羽田に着くと真っ先に降りられるが、肩を寄せ合って(腕を組んでいたような…)歩くお二人には遠慮してしまい声を掛ける気にはなれなかった。
 残念!と思いつつ17時40分帰宅。








Mariko Takahashi with Henry Band
CONCERT TOUR Vol.33 2009