7月 19日(日) サザンクス筑後 大ホール (17:00開演)   座席 補5列20番


 初めてとなる福岡県筑後市での公演である。博多から南へ直線で50km、JR特急で35分程の位置にある。今回は「日月」休暇で火曜日は博多から出勤する計画である。

 関西の皆さんは会場のあるJR羽犬塚(はいぬづか)に宿泊し、翌日の小倉は終演後に帰宅される計画を立てられたそうで、博多をベースに南へ東へ往復するのは私とTrueFieldさんの二人だけのようだ。17時開演なので15時30分発の特急「リレーつばめ」を利用する計画で、チェックインの早いホテルを探したら12時という「グリーンホテル2」を見つけた。

 7時30分に出発し、羽田10時10分発のJAL便で福岡空港に向かった。空港では早速、博多ラーメンをいただき、とても蒸し暑い博多駅では偶然に関西からの応援団と出会った。
 TrueFieldさんから到着のメール連絡があり、15時10分にホームで合流。早めの行動が正解で、特急列車の出発時には満席となった。JR九州のお得な切符「2枚きっぷ」が「博多⇔羽犬塚」\2,500である。

 16時過ぎに羽犬塚に降り立ち皆さんの予定を確かめると「間もなく出かける」と言うことなので駅前で待つことにした。「ホテルから皆さん出て来ましたよ」とTrueFieldさん。ところが目を離したすきに見当たらなくなり、メールすると『会場に向かっています』。「置いてけぼりですね」と二人でサザンクス筑後の無料タクシーで追いかけることになった。徒歩10分程度の距離である。


 キャパ1,300ほど、15周年を迎えたというサザンクス筑後は、オーケストラピットに5列のパイプ椅子席があり、この日は「補5」列。まさにパイプ椅子席の一番後ろで通路から一つ入った席である。前には大柄な人が座っており(最悪だ!)と心で叫んだ。首をかしげてコンサート前半が終わる頃には体操がしたくなる。後半に入ってスタンディングが始まると、前の方が福岡の真炯さんと分かり思わず笑ってしまう。

 コンサートでは、明らかに赤い顔をした小松崎さんに真梨子さんの「お酒呑んできたの?」の突込みが。木曜日の熊本から筑後、小倉と博多をベースに車移動し金土は休暇だったようで、小松崎さんは高校野球を観に出かけたそうだ。
 (真梨子さん)「平和台?」。これにはヘンリーバンド、会場から『ないない!』。平和台野球場は、97年に閉鎖されたLIONSの本拠地である。真梨子さんは?と言えば天神を歩き、お昼は「花びし」のちゃんぽんを頂いたようだ。
 そしてこの日は、メンバー紹介で治郎さんを飛ばしてしまう失態もあり、ステージのスクリーンでは一部のLEDが切れたりといろいろ話題があった。

 終演後は会場近くの巨大モニュメントを眺めた。大きな黒い犬に白い羽根が生えた、まさに羽犬である。
 17、8名の皆さんと話しながら駅に戻り、お食事のハワイ組と別れ駅前の小料理屋に6名で落ち着いた。ご夫婦と見受けるお二人が切り盛りするお店で、料理も美味しく、よい雰囲気で大変ラッキーであった。

 2時間半ほどがアッという間に過ぎ去り、気付けば22時11分の特急に間に合いそうもない時刻であった。結局もう一杯。そして皆さんのホテルのロビーにお邪魔して、23時17分の最終特急で博多に戻ったのだが、ホテルにはちょうど午前0時であった。








Mariko Takahashi with Henry Band
CONCERT TOUR Vol.33 2009