7月 20日(月祝) ウェルシティ小倉(九州厚生年金会館) (18:00開演)   座席 1階特4列36番


 昨夜、羽犬塚で解散するときに門司港レトロ観光には13時半を目処に門司港駅集合と決めた。12時ちょうどの新幹線のぞみ「東京行き」に乗った。このまま帰ってしまうような錯覚に陥る。「博多⇔小倉」間には『よかよかきっぷ』(土日祝のみ)が往復\3,000であり、わずか15分ほどである。

 乗り継ぎが悪く、レトロに満ちた門司港駅に着いたのは13時前であった。すでに早くから来ていたTrueFieldさんが出迎えてくれ、食事に付き合ってくれた。手近な駅構内のこれもレトロな『紗舞館』で「豚シャブカリー」を頂いた。蒸し暑い日に目の前でお湯が沸かされ、ご飯、カレー、サラダに豚シャブ肉が出た。これはカレーの味も良く、シャブ肉にカレーをまぶして食するのもうまく、大当たりの昼食となった。コーヒーも付いてなんと900円である。
 「焼きカレー」の発祥は、余ったカレーをグラタン風にオーブンで焼いたところ香ばしく美味しく仕上がったのだそうだ。

 食べ終わった頃に羽犬塚泊の3名が到着しこの話を勧めた。昔ながらの待合室で待つこと暫し。門司港レトロ観光に出発である。まずはパンフレットに従って観光列車の乗り場に行くと、ちょうど出発したところでたまたま次の列車は1時間後なので「逆回りがいいですよ」とおねえさん、おにいさんが説明してくれる。素直に関門連絡船の乗り場に移動した。

 休日で10分おきに出る下関・唐戸行きの船に乗ると潮の流れが速く、ザブン、ザブン!と大きなしぶきを上げて、鳴門海峡のように渦が出来そうな関門海峡を5分ほどで渡してくれる。山口県側では本数の多いバスに乗り「御裳川(みもすそかわ)」まで。

 ここは関門橋を仰ぎ見る位置で、関門海峡の人道入口がある。


 エレベータで降りるとホールになっており記念写真を。
 800mほどの地下道で福岡県側に行けるのだが、ここではなんとジョギングする人の多さに驚き、信号の無い、車の来ない、最高のジョギングコースであると知った。


 そして時間の関係でパスすることになった「めかり絶景バス」での和布刈(めかり)地区一周だが、最後のレトロ観光列車「潮風号」はトロッコ列車である。この関門海峡めぐりは900円のクローバーきっぷが小銭の心配がなく便利である。

 16時ちょうど発の電車で小倉に戻り、タクシーに分乗して会場に。会館のレストランで1時間ほど休憩してコンサートに臨んだ。

 この日は4列目。昨日と1列違いであるが、通路際の席は申し分ない。メドレーの3曲目を♪五番街のマリーヘ に変更して、連続するコンサートではこのパターンとなっている。
 このところ大いに盛り上がっている♪グランパ では「体操」のような振り付けを楽しませて貰っているのだが、ワンコーラス目の真梨子さんが上手側に移動して歌われている時に、あのカニさんのような振りを小松崎さんが手の平を目の脇に付けてまるで双眼鏡を見るようにして踊っているのに気付き、目が合ってつい吹き出してしまった。真梨子さんのまん前で失礼しました。

 終演後、急ぎ帰宅される関西組の皆さんは無く、TrueFieldさんとなんとかタクシーを確保して小倉駅に。本数は多く、20時36分発の博多行き「のぞみ」が間もなく入って来たのだが、向かいのホームを見れば、大阪に向かう皆さんが見られた。
 博多では、毎回皆さんと行く店で二人オフ会。刺身、豆腐、ついでに餃子もたのんで、私の好物が並ぶ。生中一杯のTrueFieldさんは「お茶漬け」追加。1時間半ほどでお開きとして健康的な一日を過ごした。

 翌日は11時半にチェックアウトして、13時00分発JAL便で帰宅…とは行かず、これから夜勤に出社である。朝のうち、強い雨が降っているなとは思ったのだが、なんと山口県では豪雨となり何人も亡くなったそうで、新幹線は終日運休となったのである。関西の方々は昨夜のうちに帰られて良かったと思う。
 私も福岡空港に行くと、乗る飛行機が落雷を受けたそうで整備に時間が掛かり15分遅れの出発となった。「大丈夫なのかな」とやや不安はあったが、無事1時間前に出社した。








Mariko Takahashi with Henry Band
CONCERT TOUR Vol.33 2009