9月 5日(土) 郡山市民文化センター (18:30開演)   座席 1階04列44番


 一昨日と同じ大宮駅17/18番ホームに立った。この日は、長野新幹線ではなく東北新幹線で、郡山14時30分集合の約束が5名で交わされていた。コンサート前に磐梯熱海で温泉に浸かる私の予定を話したら皆さんがお付き合いしてくれたものだ。
 これに乗らなければいけない大宮13時34分発「Maxやまびこ117号」を待つと、かずさん、泉さんが現れた。「真梨子さんもこの時間じゃないかな」と話しているときに入ってきた列車のグリーン車の窓にヘンリーバンドのメンバーの顔が見えた。それぞれが自分の指定席のある車両に乗り込み、「なおさん乗ってますか?」とメールすると「真梨子さんもご一緒です」の返信。東京からはTrueFieldさんも乗り込んでいるはずだ。

 1時間弱で郡山に到着すると、マリーズツアー・メンバー5名と真梨子さん御一行が、ホームを縦に並んでの行進である。真梨子さんはヘンリーバンドにしっかりと防御されている格好であった。

 15分乗換えで、これに乗らないと温泉は無理という少ないダイヤの磐越西線に乗り換えると2両編成の電車は満席である。まぁ乗車時間は3駅15分であるから問題はない。15時ちょうどに磐梯熱海駅到着で、「初めての所は公共の宿が無難」という私の温泉哲学(?)で、『かんぽの宿郡山』に落ち着いた。徒歩5分と掛からない。

 建物はかなり古いようだが、大きくはない温泉は結構落ち着いて静かな環境にありとても良かった。露天風呂に浸かれば、すぐに肌がすべすべになるのが分かる「美人の湯」である。綺麗になっちゃったかしらん。

 1時間近く、入っては縁に腰掛けまた入ってを繰り返した。残念なのは風呂を出ても健全過ぎて自販にビールが入っていなかったことである。更には、小腹が空いたので蕎麦でもと駅前に一軒あった店を覗いて声を掛けると、30分では出せないと謝られた。「手打ち蕎麦」の暖簾は確かで、客の少ないこの時間では注文を受けてから蕎麦を打つのであろう。仕方なくパン屋に入り込み菓子パンを頬張ったのだが、大人が揃いも揃って…。これはおもしろい光景であったろう。

 17時20分発の4両編成の列車で郡山に戻ったが、これも満席である。終演後は弁当が買えそうにないので、皆して買い込んだ弁当をぶら提げての会場入りである。これぞ本当に『大人の遠足』そのものである。
 ゆっくり歩いて15分の郡山市民文化センターに着くと、入口でnoribeiさんが向かえてくれた。定刻に3分遅れた開演時には13名の応援団が揃っていた。

 コンサートでは、ここまで唯一変更があるメドレーのM-3が♪五番街のマリーヘ であった。この日の座席は残念なことに4列目ながら44番という上手の隅っこである。小松崎さんが見え隠れする座席で精一杯の応援をした。
 後半に入って3曲連続のスタンディングのあと、♪浪漫詩人 で歌詞に詰まったのを引きずってしまった形で、続く♪not so bad では歌い始めが出なかった真梨子さん。遂にはSTOP!。久しぶりのアクシデントに客席は大喜びの様相で、真梨子さんの謝る言葉に大きな声援、拍手が起きるのであった。これがライブ!ということはファンなら皆さんご存知で、この日のお客さんはとても得をした感じである。また、真梨子さんの謝る仕草がとても可愛らしく最高のファンへのプレゼントとなった。

 20時35分終演で、帰りは真梨子さんと一緒の21時03分の「やまびこ」に十分間に合うのだが、敢えて
21時15分の郡山始発各停新幹線「なすの」に乗り、ガラガラの車内でのオフ会を楽しむこととした。
 全員が揃うのに時間が掛かり、45分に会場を歩き出したのだが、人が多いのとやけに信号に引っかかり21時10分に駅到着。急いでガソリン補給して「なすの284号」に乗り込んだ。
 予定通りガラガラの車内で取り合えずは横一列に陣取り弁当を広げた。その後は向かい合わせにした席でコンサートの感想などを話したのだが、その中で、かずさんのBBSへの投稿にあるように「真梨子さんが調子の良いときの特徴」は昔から皆さんと話していることで、何方でも判断可能なことである。この日の真梨子さんは最高であったのだ。

 大宮で私とかずさんの二人が降り、23時25分に帰宅した。とても楽しい一日であった。








Mariko Takahashi with Henry Band
CONCERT TOUR Vol.33 2009