10月 2日(金) 高知県民文化ホール (18:30開演)   座席 1階01列20番


 羽田11時35分発のANA機で初めての高知に出かけた。四国の時はいつもJALより大きい機材(B767)で運行しているANAを利用している。真梨子さんはJALを利用したようで、雲に覆われたこの日はかなり揺れたと話された。そんな訳で、ほんの少し期待した空港でのニアミスは無かった。

 高知竜馬空港到着前に機長から「曇り、気温24度」と伝えられた高知。空港バス中、先乗りしていたTrueFeildさんに「話しのタネに『はりまや橋』を見てからチェックインします」とメールすると、「今、はりまや橋に向かっている」と返信があった。こんな訳で直に降り出した大雨にも「やめます」と言いにくくバス停で降りたのだが、わずか3分ほど歩いただけで膝下がぐしょ濡れとなったのである。
 真梨子さんもおっしゃったが、『はりまや橋』はどう見ても「橋」とは認め難いものであった。
 Mari-Hamaさん、レインボーさんもご一緒で、4名での遅い昼食となったのである。
 
Mari-Hamaさん提供             ここで一旦皆さんとは別れ今夜の宿「サンルート高知」に落ち
                      着いた。

 そして17時30分。今度は関西からの皆さんが滞在するホテルに伺い、タクシーで会場までご一緒させてもらった。
 高知県民文化ホールの写真は翌日に写したものであるが、最近よく耳にする「建て替え」「リニューアル」。
 こちらもこの12月から大規模改修工事が始まるそうで、23年6月まで休館となる。(高知県民文化ホールHPより)


 この会場は、キャパ1,500の小ぢんまりとしたもので、ステージの幅も奥行きも少なく真梨子さんが歌われる一段高くなった部分がステージの縁から1mあるか無いかの状態で、今ツアー初めて頂いた中央ブロック1列目からはまさに真梨子さんが目の前である。
 この日集まった皆さんも3列目までに全員が納まり、真梨子さんも饒舌に明るく振舞われるのであった。会場に入るといつもの「薄い幕にNo Reason」では無く、黄金色の厚い幕がステージを隠していた。15年ぶりという高知であるが、その昔、フェリー「さんふらわあ」でファンと一緒に来られたとのこと。♪ジョニイへの伝言 の発表を兼ねたツアーだそうで、皆さんと『はりまや橋』で記念写真を撮ったそうだ。
 コンサート終わりの『♪ランナー』 、
     ♪生きて・・・生きてゆきましょう
      ♪あなた・・・あなたのそばで
のフレーズで会場一体となって合唱になれば感激だと皆さんと話していたが、いざとなれば真梨子さんの歌われるのを聴いているのが一番かな?でも、口の中で「モゴモゴ・・・」。真梨子さんから「皆さんもご一緒に」と言って頂ければ盛り上がるかもしれない。

 「大分から」と言わずとも分かってくれる真梨子さんから「私もあなたのファンです」と仲間としてとても嬉しい発言がありオフ会も盛り上がるのであった。
 この日はレインボーさんのお世話になり、はりまや橋交差点近くの「こぢんまりした割烹」に案内された。

 初めて見る「ちゃんばら」貝。小粒の巻貝であるが酒のつまみに最高である。また、ご主人がこれを…と勧めてくれた「栗焼酎」はさっぱりとした美味しい焼酎であった。勿論、土佐と言えば「鰹」。たっぷりと頂き満足、満足である。

 翌日は天気予報に反して快晴である。
 ひとりで10時30分にホテルを出て、高知城を観光、昨晩はすでに暗くなっていた会場を写真に収めた。

 高知城は高知駅に近いホテルから徒歩15分ほどで到着、30分ほど歩きまわり県庁を抜けて高知県民文化ホールにたどり着いた。日陰を選んで歩かないと汗ばんでしまうが、風は爽やかに感じる散歩日和であった。

 11時50分、駅前から空港行きバスに揺られ、ゆっくり食事をして13時40分発ANA便で17時に帰宅した。





Mariko Takahashi with Henry Band
CONCERT TOUR Vol.33 2009