10月 7日(水) Zepp Tokyo (18:00開演)   座席 1階17列21番


 Zepp Tokyo。正直、知らなかった。
 東京の埋立地、お台場に大観覧車があることは知っていたがその足元にある小振りな建物がZepp Tokyoであった。台風18号の動きがとっても気になっていたが、翌日のZepp Tokyo 2日目お昼に通過ということでひと安心である。
 小雨の舞う一日であったが、久々の夜勤明けに一旦帰宅後、14時40分改めて出かけた。新木場行きの普通電車に1時間ちょっと揺られ大いに居眠りが出来た。豊洲で新交通システム「ゆりかもめ」に乗り換えれば10分ほどで大観覧車のある「青海(あおみ)」に到着である。チケットの受け渡しがあり、16時30分にBSQさんと米ちゃんを引き合わせるために待ち合わせをしていた。(※「米ちゃんさん」から「さん」を取るよう依頼がありました。)
 皆さんからブーイングが出そうだがこの日はなおさんと同席させて頂いた。平らなフロアに並んだパイプ椅子の17列ど真ん中で、前の方の頭で見にくそうであったが、ライブ内容がトーク中心であり「まぁいいか」。

 Zepp Tokyo 1日目は「Paper Moon 会員限定」ライブであるが、始まってみれば「100人パーティ」の拡大版といった感じで進行された。
 入口で「M(大) MARIKO TAKAHASHI T(大)」のロゴ入りタオルが配られた。Zeppの先輩であるカミさんによれば、この幅の無い細長いタオルはオールスタンディング・コンサート中に頭上に掲げて振ったり、首に巻いたりするのだそうだ。2日目に「持って行かないの?」と言われたが、まぁ大事に仕舞っておこう。

 淡い緑色のワンピース姿の真梨子さん。いつもと違った雰囲気にやや緊張されたそうだが、ヘンリーバンドの面々の中央に陣取り、9名がステージの椅子に腰掛けトークショーが始まった。

 今回のチケット申込み時の「リクエストベスト10」
 ♪OLD TIME JAZZ が10位に入っていた。テンポの良い曲が3曲入っており、10年前の武道館とはかなり趣きが違っている。

 「ヘンリーバンドと遊ぼう」 万照さんを進行役にそれぞれが用意した写真を映してのトーク。
 小松崎さんが用意した写真は「今日の一言暦」で先輩パーカッショニストのまたろうさんが小松崎さんと一緒に作成しているものである。我が家にも数年前は部屋に掛けてあったものだ。現在もまたろうさんのHPで\1,500で発売中である。
 小松崎純(J)、田中章(A)、三沢またろう(M)という元ヘンリーバンドメンバーを含めた3人のセッション「JAM」は笑い転げてしまう楽しいライブであるが、めったにやらない。ダジャレ攻めの世界である。
 マロさんがホテルの部屋で「お燗」をしているのは初めて知った。お燗に拘ることさえ「へ〜」である。何でもいいかと思っていた。
 過去のヘンリーバンド・プレイの映像が懐かしく映し出されたが、「一番きつかった」のは04年『cinema』で演じられた「ホロンダンス」だったそうだ。

 その後、プレゼントが抽選、じゃんけんで配られたが、これは不要だといつも思う。なぜならくじ運の悪い私が当たったためしが無いからである。とっても無駄な時間が過ぎてゆく。それは兎も角として、ヘンリーバンドのお話しと真梨子さんの突込みがとても新鮮で楽しいイベントであった。 

 後半はコンサートで8曲歌われた。いきなりの♪not so bad でスタンディングすると初披露となる♪ロビンソン 、そして洋楽から♪ジャニーギター、♪オー・キャロル、そしてリクエストのベスト3となった♪フレンズ、♪ごめんね…、♪for you … が、最後は振付師「ラッキー万照」による振りのレクチャーを受けた♪グランパ 。Aメロの「蟹さん?」と思っていたのは「ハロウィンのかぼちゃ」を表しているのだそうだ。昨年(08)のカーネギーホールがハロウィンの日だったので考えたとのこと。「それでは本番!」と始まるとさすがに会場が一つになって大いに盛り上がった。

 トークが1時間45分、コンサートが50分。普段より長い「ファンの集い」であった。
 オフ会は、歩いて5分程の居酒屋で開催したのだが、あやさん、れなさんという初参加のお嬢さんにおじさんは嬉しいぃ。特にれなさんに至っては前日にマリーズツアー会員に登録されたばかりの方である。

 台風の影響はそれほど受けず小雨の一日であったが、帰りは地元駅から家まで10分歩いたら膝下がぐっしょりとなった。








Mariko Takahashi
at
Zepp Tokyo 2009