11月 23日(月祝) 東京国際フォーラム (17:30開演)   座席 1階12列42番


 さて千秋楽である。この日は誘われるまま12時に小田急線のとある駅に。7名での集まりに参加した。昨日とは打って変わり雲ひとつ無い快晴で温かく感じる東京である。人のチケットを預かっていたのだが17時30分開演を勘違いしたのか開場したときに「渋谷にいます」とメールが。チケットは受付に託して入場したのである。
 久しぶりにお会いする方、最近応援団登録されたマッチさん、初めてお会いする瑞希さん、多くの方が輪を作っていた。

 この日は最終日の定番となったテレビ録画があり、クレーンに乗ったカメラが右左から後ろから。前席5列を潰してカメラが行き来して真梨子さんを追う。
 「東京のお客さんは静かだけど今日はちゃんと立って!」と普段のお話しとは違う“お願い”があった。

 昨日の打ち身は「ウソのように良くなった」そうで、ステージで跳ねスキップも見せてその仕草が可愛いのである。ヘンリーさん必死の介抱のお陰であろう。そしてこの日も「聴きたい曲はある?」と尋ね、♪ロビンソン と♪桜 の一騎打ちとなったのであるが…。客席の拍手はどちらも大差無い反応である。
 ヘンリーさんの「両方やってもいいですよ」の指示に2枚の譜面が用意され、こうなれば真梨子さんも観念しないわけに行かず「フゥー」と息を吐くのであった。
 2曲ともフルコーラスで聴かせてくれ、会場は惜しみない大拍手が続くのであったが「後半、声が出なくなったら皆さんのせいです」。
 ぜーんぜん!最後まで完璧なコンサートであった。

 後半に入りスタンディングは私の位置からだと大いに盛り上がっているように見えたのだが、アンコールのMCでは「総立ちとは行かなかったけれど盛り上がってくれてありがとう」「1階の中央が座ったままでした」とふんぞり返る様子を表現し、「2階は盛り上がってくれましたね」「不届き者…」
 真梨子さん、さぞかし悔しかったのではないのか。コンサートは演じる側と観る側が一体となって楽しむものだと思う。多分、足腰の立たないお客さんが其のあたりに集まってしまったのであろう。残念!
 もうひとつ、「まりこ・・・(不明)・・・!」と叫んだ客がおり、「真梨子って呼び捨てした」「私を真梨子って言うのはヘンリーさんとあのジィ(小松崎さん)だけだよ」と、ここでも不機嫌そうに話された。5,000人も入る会場ではそれなりに困った客も多いということか。

 ともあれ、♪ロビンソン ♪桜 を聴かせて頂き申し分の無いツアー最終日であった。終演後はマリーズツアー始まって以来最高となる31名の
大オフ会。まさに北は北海道から南は九州まで、13都道府県からご参加頂いた。23時ころには「よいお年を」「また来年!」と別れた利害の無い『良き仲間達』である。

 ところが最後にやってしまった!電車を乗り過ごし、天気もいいし気分も良いので1駅歩いて帰ったら25時過ぎであった。間もなく届くであろう12月の会報。すぐに来年のツアーのチケット申込みで悩むことになるが、これがまた楽しいのだから真梨子さん様々である。北海道の方から今年来なかったと言われれば来年は行かないわけにいかないと思うのである。



 本年もお世話になりましてありがとうございました。

Mariko Takahashi with Henry Band
CONCERT TOUR Vol.33 2009