6月 4日(金) 宇都宮市文化会館 (18:30開演)   座席 1階07列23番


 野暮用があり14時に家を出て、休みの日で時間はたっぷりなので在来線で出掛けた。良いお天気で暑いくらいの陽気であったが、大宮から1時間ほどの16時30分に宇都宮駅に着くとちょうど太い稲光が閃光を放ったのである。
 すでに到着して餃子の店に集まっているという方々に便乗すると、じきに泉さん、かずさんも輪に加わった。私は生ビールで喉を潤し餃子を頂いた。
 この栃木県宇都宮市と言えば「餃子」。特に美味しいということでもないが兎に角ここでは餃子なのである。
 少し早い時刻であったが豪雨の中をタクシーで会場に向かえば夕方の渋滞もありで程よい時刻に会場に着くころには小降りになっていた。この会場は駅から4kmほど、遠いのが難点である。

 会場に入るとちょっと雰囲気が違い、あの薄い幕に8つの「Sing it !」が映し出されていない。これはステージの都合で薄い幕が張れなかったそうだ。今年ここまでで一番良い席かな?と思う7列目の通路際の席に行けば2列後ろには応援団がずらりと並んで座っていた。それに驚く間もなく私のお隣にはマリーズツアー会員の方が…。

 暗いステージでヘンリーバンドがそれぞれの席に着き、真梨子さんが下手袖から登場してスタートである。MCでは「いくつになっても可愛いと言われると嬉しい」と話され、1曲目の♪貴方が生きたLove Song の紹介では最近話題となっている玉置浩二さんについて、「飲みに行ったりしたけど、当時から変な人」でも「純粋な人」と話された。聴きたい曲を募った中で、今回のNo Reason 2 にある♪ネグレスコ・ホテル は歌えるように練習しておくそうだ。また、後半の♪虹の水 から衣裳を替えられ、このコンサートでは4着着られるのだが「衣裳替えが楽しくなった」と話された。

 前回の横須賀公演で報告された♪虹の水 で藤井さんと万照さんが客席に降りて演奏するパフォーマンスはこの日もあり、7列目の私の横に藤井さんが立たれ演奏された。会場は大いに盛り上がり今後も続くと良いと思う。
 そして今回が初めてであろう。♪ブルーシャトウ でサルサを踊られる前に足首に付けたコサージュを歌い終えた時、真梨子さんが会場に投げ入れたのである。方向は私に向かったがだいぶ手前に落ちた。

 この日は定刻の1分遅れでスタートし、お急ぎモードかと思えば、終演は20時50分。今回のコンサートはとても時間が長めになっているのだ。日帰りの遠征は帰りの電車のダイヤに気をつけないといけない。
 一昨年の終演時はゲリラ豪雨に遭い、電話で呼んだタクシーが輝いて見えたものだが、この日はお天気も回復し呼んだタクシーがなかなか来ず勝手に拾ったほうが早かった感じで、21時21分の新幹線にオジさん4名、宇都宮駅を走ることになったのである。

 そのタクシーを楽屋口側で待つ間に真梨子さんはワゴン車で駅に向かったが、残念ながらスモークガラスの向こうのお顔は拝見出来なかった。そのあとに一台の土浦ナンバーの車が私の前に止まり運転手が手を振っている。小松崎さんであった。新車かな?いい車に変わっていた。







Mariko Takahashi with Henry Band
CONCERT TOUR Vol.34 2010