11月 7日(日) 神奈川県民ホール (17:00開演)   座席 1階11列36番


 義父の四十九日の法要があって前日夜に名古屋から戻り、また3日後には真梨子さんに会いに名古屋へ赴くというスケジュールに挟まれた横浜・神奈川県民ホール2日目である。このところ極端に自宅にいる時間が少なくなっている。

 14時に家を出ると渋谷で1回乗換えてちょうど16時に日本大通駅に着いた。爽やかな秋晴れ…と思えば本日は「立冬」である。会場前の山下公園を散策するとカップルや家族連れで賑わっているが、次週末にAPECが開催される横浜みなとみらい地区に近いここも警官が溢れ警察車両がひっきりなしに通っていた。


 この日お会い出来た応援団の話しに聞けば真梨子さんの声の具合がよろしくないそうで心配なコンサート開演となった。初めの3曲、MC、特に問題なし、その後も最後まで普段どおりの元気な真梨子さんに安心したのだが小松崎さんの前に用意してある飲み物などのケア用品置き場には加湿器がモクモクと“煙”を立てていた。
 この神奈川県民ホールでは2日間とも ♪時間よ止まれ ♪鷲と鷹 ♪空に星があるように のラインアップで、このまま東京最終日まで行くのであろうか。 また珍しく♪for you でアクシデントがあった。歌い始めからAメロが3回繰り返されるのだが3回目に入ろうとするところで何やらBメロが…。歌い継げない真梨子さんが暫しの沈黙で遂には左手を挙げて演奏ストップとなったのである。「誰か演奏を間違えたよね」という真梨子さんに立ち上がって“ごめんなさい”をしたのは宮原さんであった。勿論、再開に大きな拍手が起こったのは言うまでもない。そしてここ神奈川県民ホールでは真梨子さんの出入りが上手側であり、後半の♪虹の水 で万照さん、藤井さんがステージから降りて演奏されるパフォーマンスも無かった。

 その前にヘンリーバンドプレイ後の万照さんのコメント。「11月16日で67歳になる」とヘンリーさんの年齢を聞くとどよめく会場に「ヘンリー広瀬さんの奥さんは6歳下」と続けた。これがあとで大変! アンコールのメンバー紹介時の万照さんはいつも通り手品を成功して悠々と席に戻るが、真梨子さんから「私の歳を言ったでしょ!」と攻められるのであった。更に『それはヘンリー広瀬さんの奥さんの話しで…』と返すと「それ、わたしだよ!」。まぁ、真梨子さんがお元気で何よりであった。

 終演後はいつも通り中華街のいつもの店で6名のオフ会を楽しんだが、17時開演のコンサートなのでたらふく頂いて満足したにも関わらず21時半お開きで23時半には帰宅した。








Mariko Takahashi with Henry Band
CONCERT TOUR Vol.34 2010