1月25日午前10時。カミさんと二人で時報に合わせて椿山荘に電話した。なんとカミさんがその一回で繋がったのである。さすがはアルフィーのチケ取りで鍛えた技だ。感謝、感謝。
当然、席への期待は高まった。届いたチケットは6番テーブルとある。ホテルで伺った話しでは10人テーブルと聞いており、椿山荘のホームページを見ると7卓11列。「オリオン」は770人収容となっている。
6番テーブルでは、かなりな上手側で小松崎さんが見えないかも…、とやや心配していた。
当日はご一緒する方と飯田橋駅で待ち合わせしてタクシーで椿山荘に向かった。今回、2名で申し込んだのだが、事前にもうひと方から同じ6番テーブルと聞いていたのである。
ホテルではこの3人で山縣有朋の三名園のひとつとして有名な庭園を散歩しようと思っていたのだが、山の斜面にある庭園なので下りてしまうとまた登るのが大変…なんて優柔不断な思いでグルッと近場をひと回りしてお茶にした。そう言えば、三重塔は改修が済んだわけではなく、まだカバーが掛かって5月まで工事中である。
開場の18時前にウェルカム・ドリンクでも頂くかと会場のある5階に出向くと、なんとも殺風景でドリンクどころか真梨子さんのポスターも花束も飾られていないのであった。
席に案内されると話しとは違って小さいテーブルがひしめき合っており、心配したよりはずっと中央よりの好位置でご一緒した方にも喜ばれて万々歳である。このテーブル、4人分の準備がしてあったが結局は最後まで3人だけで、要領の良い方がコンサートの時にこの席に移動して来た。食事は食前酒と味わうフォアグラ、コンソメスープに舌平目と車海老、黒毛和牛のローストなど、村田シェフの料理は文句なしであった。最近の傾向としてディナーショーでは赤ワインで通しているのだが、次々に勧められてコンサートが始まる頃にはかなり飲んでいたようである。
そのコンサート自体は昨年末のクリスマス・ディナーショーと内容には変化は無く、私は♪グランパ で立つと座らされたようである。過ぎたことは綺麗に忘れてしまった。
それでもステージを移動して私達の前で歌われる真梨子さんはニッコニコの笑顔で応えてくれ最高の幸せである。
終演後はホテル内で20名近い方が二次会を楽しまれたようである。「ようである」とは私はよく覚えていないが、ここでも赤ワインを飲んでいたのは記憶にある。
本当にこの時期に真梨子さんにお会い出来て幸せ、しあわせ。
【曲目】
1. 愛の挨拶（アンサンブル）2. OLD TIME JAZZ
3. 桃色吐息
4. 時間よ止まれ
5. 空に星があるように
6. ジョニィへの伝言
7. 五番街のマリーヘ
8. 遥かな人へ
9. この世の果てまで～イマジン～この世の果てまで
10. ブルー・シャトウ
11. 真っ白いシャツ
12. ごめんね…
13. for you …
14. グランパ
15. フレンズ
ENCORE
16. はがゆい唇