6月12日(日) 川口リリア メインホール (17:00開演)   座席 1階19列42番


 今年のツアーはスタートが遅く、前半は15公演。後半29
で全44公演となっている。元々少ないツアー前半の仙台2公演が東日本大震災の影響を受けて中止となってしまった。

 お天気はまぁまぁ、梅雨の時期にしてはラッキーである。14時30分に家を出ると電車の中で何本かのメールが届き、川口駅付近では早速何人かの方とお会いした。
 会場に行きニュー・アルバムと「Sing it !」のDVDを手にして、駅反対側の喫茶に行けば結構な混みようで何とか席を確保した。

 川口リリアで声を掛けてくれたのは、翌日マリーズツアー会員に応募してくれた“みーさん”。4月の椿山荘ディナーショーでご挨拶を頂いた方である。はっきり言って当日は酔っ払っていたので、声を掛けてくれて助かった。
 物販コーナーは今回もすごい人だかりで、買い物もひと苦労である。「買っちゃおうかなぁ」と思っていたネックレス。買っちゃった。初めての食品となるドロップ2種類。あとはいつもの諸々。


 この日に見掛けた真梨子さん応援団は総勢48名。19列目の上手側通路際の席に着くと、あちこちに見慣れた顔が見える。そしてこの列には前に仕切りがあって階段が2段高くなっており大変見やすくなっている。更にはお隣の席が最後まで空席で、のびのびと応援出来る環境であった。

 ?? 例年とは違った光景があった。
 席に着くと、駅弁売りのスタイルでCDを売り歩く人が数人。中にはカッコいい外人のお兄さんもいて売り上げアップか!?
 翌日のオリコンを見ると、「SOIRee」(ソワレ)発売前日の(夕方に店頭に並ぶため)6月7日に16位。以降、13、12、14、17位と悪くは無いと思う。そしてこの日は堂々の7位である。会場で購入された方が多かったのでは?
 真梨子さんのMCで、「新しいアルバムを買ってくれた人?」に会場から盛大な拍手が起きた。「うそー。そんなにいたらランキングもっと上にいくよ」とおっしゃった。いやいや、まんざらでは無さそうである。


 さて、コンサート。スクリーンには4つのタイトルが映し出され、ブルーの照明が美しい。
 17時04分。まだ明るいままの会場に宮原さんのピアノが流れ、暗転となると真梨子さんの登場である。今回のセットリストには、これまでのコンサートで何度となく聴いた曲が並ぶが、不思議と「聴き飽きた」感じがしない。アレンジに手を加えてすごく新鮮なのである。
 そして「SOIRee」からはなんと7曲が披露されると聞いてやや驚きであった。

 今年のステージ・セットは、高い物は両脇の柱くらいで、ドラムスとパーカッションがやや高い位置にあるくらい。逆に小松崎さんは埋もれた感がある。

 ヘンリーバンド・プレイは楽しい。
 藤井さんと小川さんが登場すると、両手、両足、頭上、腰にミュージック・ベルが付いており、二人で見事な演奏を披露する。特に頭や腰のベルを使うところではコミカルな動きで楽しませてくれた。
 万照さんとマロさんのコンビはラッパである。パコパコ、プープーとこちらも負けてはいない。そして最後は全員でパイプでの叩きあい演奏。ここでは小松崎さんがパイプを客席にまで飛ばしてしまい、「返して、返して!」の仕草であった。

 ♪ありがとう
 真梨子さんがステージで「踊る」というほどでは無いのだが可愛らしい仕草が多々見られ、ステージに並んで演奏するヘンリーバンドひとりひとりの肩に手を当てて「ありがとう」を表現するあたりは、まさに見ていて癒しの絶頂である。とても優しい気持ちにしてくれる。

 19時05分終演。公開リハーサルは珍しく正味2時間とスリムに仕上がった。この日、唯一となる真梨子さんのチョンボは…。
 コンサート本体が終わりステージが暗転、真梨子さんが袖に下がる。
 客席はアンコールして良いものか、暫し手拍子が起きない。
「ごめんなさい。最後に挨拶するのを忘れました。」

 この程度のことは軽いご愛嬌。本当に素晴らしいコンサートに仕上がっていると大満足である。


 終演後のオフ会は昨年と同じ会場で3時間近く、21名参加で大いに盛り上がった。











 みなさん、この笑顔! お疲れ様でした。








Mariko Takahashi with Henry Band
CONCERT TOUR Vol.35 2011