7月 22日(金) 會津風雅堂 (18:30開演)   座席 1階01列36番


 今日は金曜日。1日だけ休暇を取って福島県会津若松市に向かった。2005「戯れの季節(とき)を残して」のツアーで郡山公演の前にひとり観光に訪れたことがある会津若松である。
 郡山で新幹線を降りると時間を合わせてくれたBSQさんが「こんにちは!」。早速、15分後に出る磐越西線に乗り換えたのだが、磐梯熱海に行くのも含めて何度か利用するこのローカル線は、いつになく空いていた。
 新幹線からの郡山付近の景色には、瓦のずれた家が数多く見られ、「俺もがんばります 日本!」の山ちゃんのバスドラムが目に浮かんだ。

 会津若松駅前では蒸気機関車の動輪と記念写真を。近くにあるレトロな建物の寿司屋で昼食を済ませ、間もなく到着というmansellさんを出迎えてひとまずホテルにチェックインした。
 そのワシントンホテルは思ったほどのものでは無くややガッカリで、次回はビジネスホテルにしようと反省。

 会場に向かうタクシー運転手が鶴ヶ城の駐車場をみて「これまでならバスで一杯だった」と言われれば「みんな東北に出掛けようよ!」と応援しないわけに行かない。また、ずっと謎であった「会津には昔、亀ヶ城もあった」という先輩の話しを思い出し、運転手に尋ねると確かにあったそうだ。


 さて、コンサートでの真梨子さん。
 初めての所かと思いきや何と26年ぶりの会津若松なんだそうな。以前より綺麗で「改装したの?」と聞けば会場から「変わった!」という掛け声。しかし真梨子さんは「ここだった」と言い張ったのである。(會津風雅堂は17年前に出来たとか…)

 そして「ソワレの曲が“京都地検の女”のテーマ曲なっている」と紹介するが、「主役の名取さんが、ずっと喋っていて私の歌は殆ど聞こえない」と、これはファンと同じ不満であった。
 そしてこのあと、このテーマ曲 ♪この蒼い地球(ほし)のように がツアー初公開されたのである。

 この日は20名ほどの応援団で、静岡から大分からと声が掛かれば、真梨子さんも嬉しそうである。埼玉の出番は無いが、スタンディング・オベーションでは一列目で拍手する私を真梨子さんがやさしく見つめてくれるのであった。と、いつもの「気のせい」かと思えば後ろのハムスターさんから「LIONSさんを見ていたね」と。ありがとう!(ヘンリーさんも見てくれたよ!)


 会津若松に着いた時から風が涼しく感じたのだが、出がけに折角持って来た真梨子さんのウィンドブレーカーをホテルに置いて出てしまった。
 終演後は強い北風に煽られ寒いこと。大失敗である。また、会場にはタクシー乗り場があるわけでもなく、到着するタクシーはみんな予約されたもので、皆さんと4台のタクシーを待つこと15分ほど。「今日は熱燗がいいね」と話した。







※ YAMAさん、ごめんなさい。居ないときに写してしまったかも…。


 駅前の居酒屋で東北の郷土料理をつまみ15名のオフ会。この東北の地で、久々にお会いする方も多く、震災の話しもありでアッという間に時間が過ぎ去ってしまった。

 翌日は皆さんの観光を横目にひとり帰路につけば、郡山の駅ビルで昼食中にまたも岩手沖で震度5弱の地震発生。無事に動いている新幹線でこのまま夜勤に突入したのである。








Mariko Takahashi with Henry Band
CONCERT TOUR Vol.35 2011