9月25日(日) 鹿児島市民文化ホール 第1 (18:00開演)   座席 い列35番


 
宮崎12時17分発のJR特急「きりしま11号」で鹿児島に移動した。この特急列車は九州新幹線の全線開業で不要になった「リレーつばめ」の787系列車に代わっていた。以前は東日本でもよく見る古い列車であったのだが、これは快適である。
 この元「リレーつばめ」は2004年に熊本から鹿児島への移動で乗ったことがある。「かっこいいJR九州」の列車を手掛ける水戸岡さんの設計デザインだ。

 3名が17時に再集合してタクシーで会場に向かったのだが、どうも宮崎も鹿児島も街の中心から離れているのが難である。
 会場ではこの日のためだけに遠征をされた方もあり、応援団は総勢9名となった。

 中央ブロックの1、2列目に皆さんが収まり、さすがは鹿児島まで来た甲斐があるというもの。なのだが、私は通路からひとつ入った席である。どんな人が来るのかな?と気掛かりである。
 コンサートが始まり3曲終え、2曲終え、3曲終え、結局お隣は最後まで空席のままであった。いい席なのに…、勿体ないなぁ。
 でもシメシメ。大いに好きなようにスタンディングが出来たよ!


 そのコンサート。
 ヘンリー・バンドは8名だが「9人目のアーチスト」と紹介されたのは、最近のコンサートには無くてはならない、コンピュータをステージの袖で駆使する人。
 鹿児島出身で1歳のお子さんがいるというモリさんが紹介された。♪ズンチャ ズンチャ ♪ズンチャ ズンチャ に合わせて手を大きく振って行進するも、ステージの中ほどまで出てしまい「そんなに出なくても」と咎められ、いろいろ紹介する真梨子さんヘンリーさんの夫婦漫才に会場はクスクスと。

 そして、この日は万照さんの「バラし」が無かった年齢。
 突如、真梨子さんから「62歳です!」。そして話しがヘンリーさんに振られそうになるとヘンリーさんも「68歳です!」
 更には聞かれてもいない小松崎さんもが「63歳です!」。
 おおうけ!!

 最後のスタンディング・オベーションでは、万照さん振付の♪グランパ を恐らくひとり完璧に踊ったお礼があった。一列に並んだ上手側の小松崎さんが目の前で「おっ!」と目を合わせてくれたのだが、一番端の万照さんがしきりに私を指差しながら「挨拶しろ」という仕草を小松崎さんとマロさんにしてくれた。うれしいじゃありませんか!


 終演後は、なんと2日間で九州を1周して帰る方があり、只々感心。残った5名はタクシーに分乗して天文館に移動、地の料理の店を探して見つけた「一耕(いっこう)」。
 
やはりチェーン店の飲み屋より、親爺さんやら、女将さんが出してくれる料理は味があっていい。鹿児島ならではの珍しいものもたくさん出してくれた。

 そんな中でも、通に言わせれば、

 「バショウカジキ」はこの時期を逃したら旨くないということでオススメ。

← 「亀の手」って言う本当に亀の手のような形だけど、本当はフジツボの仲間という塩茹されたそれは珍味で、茶色と緑のさかいを割って食べるんだけど、閉じ込められたお湯をピューなんて飛ばしながら無言になってしまうのは不思議だ。
 う〜ん、ウマイ!

 焼き旭蟹なんていうものも、普通じゃ食べられない。

 その土地、その土地の珍味は最高だねっ!!



 ってホテルに戻って、バスタブで転んでしまった。
 8年前に仙台で転んだ時と同じ右の肋骨。 いてーーなぁー。


 って、朝おきて気が付いた。

 帰宅して「頭でも打ったらどうするのよ!」
 「若くないんだから気をつけなさいよ!」

 カミさんと娘に怒られて反省…。








Mariko Takahashi with Henry Band
CONCERT TOUR Vol.35 2011