☆ 4月 20日(金) 長野県松本文化会館 (18:30開演) 座席 1階02列37番 昨年10月13日に予定されていて真梨子さんの体調不良により急きょ延期となった「2011 soiree」ツアーの「松本文化会館」振替公演である。 はっきりしないお天気の中、新宿からJR「特急あずさ」に揺られて松本に着いた。延期となった時は有志が集まってオフ会だけ開催したことはすでにお話ししたが、今回はその時のホテルとは違って駅にほど近いリッチモンドホテルを利用した。 コンサートでは始めの3曲終えて開口一番。松本のお客さんに丁寧にお詫びをされたのだが、「絶対にキャンセルしたくなかった」と話され、奇しくも「soiree」ツアー最終日、松本で千秋楽を迎えることになったのである。 松本は13年振りだそうで、その時に来た人は?と話しを客席に向けるもパラパラと拍手が帰ってくるだけであった。99年の「two for nine」であろうか。まだ私も関東一円にしか出掛けていない頃の話しである。 この日の席は文句の無い「最前列となる」2列目である。ところがよく感じるのだが、最前列にいると真梨子さんの目線が頭上を通過してしまう。スタンディングしても敢えて目を合わせないという感じの真梨子さんなのである。7列とか8列くらいが良いかもしれないなぁ。 ともあれ、スタンディング・オベーションでは、ひとり残りステージで手を振る真梨子さん。最後にお辞儀をすると拍手がさらに強くなって感動の終演である。ツアーによって形態は変わるが、スタンディング・オベーションは毎回やって欲しいなぁと思う。 さてオフ会である。参加人数を把握出来ずに予約なしで「はな金」の繁華街を歩いたが何軒も店先で断られ、やっと「どうぞ」と招き入れられた店は“客ゼロ”。逆に心配になってしまう。 それでも松本を楽しめる馬刺し、沢蟹などを食し13名のオフ会は楽しく過ごさせてもらった。 ホテルに戻って風呂につかって、気付けば午前4時。気持ちよくひと眠りしてしまったようである。 翌日は温泉に行かれる方がありその話に乗ったのだが、集合は10時だっけ、10時半だったっけ…。 メールで確認してホテルのフロントで待ったが誰も来ず。駅前集合だっけ?と10数分遅刻することになってしまった。酒の席での話しは手帳につけておかないといけない。 3名で向かった浅間温泉で案内された日帰り温泉施設は「湯々庵 枇杷の湯」。松本城主の湯殿として400年の歴史を誇る大変立派な施設であった。1時間ほどのんびりして、これも明治27年創業という蕎麦屋に入ると蕎麦の刺身なんていうものがお品書きにある。打った蕎麦を刺身状に切って茹でたものであろうか。歯ごたえがあってしっかりとした蕎麦の味が旨い。 さらに松本城を訪れればちょうど今が桜満開となっていた。翌日の天気は雨模様の予報で花見客で大変賑わっていた。それが、桜の隣には梅が咲き誇っているという絶景なのである。また松本は桃も有名で、なんということか!初めて体験する素晴らしい花見となった。北アルプスの雪を頂いた山並みも大変綺麗で申し分ない感動の景観を楽しんだ。 のだが…。 松本駅に戻ったのが13時40分くらいで、13時47分のJR「特急あずさ」で夜勤に出勤する私は挨拶もほどほどに列車に乗り込んだ。 向かいのホームには挨拶出来なかった方が…。列車が動き出したときに目が合って両手を大きく振ると気付いてもらえた。ふ〜っ。これで思い残すことはない。 この振替公演にあわせて追加された刈谷、岸和田、仙台の3公演にこの日の松本。1回ごとに真梨子さんの発声が良くなっていくのが分かり、素敵な笑顔に癒されて大いに楽しんだ2週間であった。 |
2012振替公演