9月 30日(日) 松山市民会館 (18:00開演)   座席 1階01列49番


 
南の海上で迷走気味であった台風17号がやって来る。
 今回はANAを利用して出掛ける計画であるが、
前日に早々と午前の便の欠航が決定されていて、場合によっては早く家を出て台風が来る前に行ければと思った考えは虚しく消え去り、計画通り9時過ぎに家を出た。
 えせ気象予報士としては、天気図から「台風の動きは気象庁の発表通りであろう」と納得の上で、多分、東京の離陸、松山の着陸に問題は無いと判断して、結構悠長に構えていたのである。

 私にとって四国はあまり良い想い出が無い。台風の心配も今回が3回目で、2004年6月20日「香川県県民ホール」の日記にはこう記されている。

>> 夜中に外が騒々しくなって来た。「ありゃりゃ」やっぱりもう一泊か…。覚悟した。
>> ところが朝のニュースでは台風がスピードアップ! ♪何倍という早さで〜
>> 程ではないが、お昼には風も雨もやみ飛行機も飛びそう。
>> 予定の観光が出来なかったが、予約済みの飛行機で帰宅できた。


 今回も私の予約した飛行機から飛び立つことになり、晴れ男の面目を保ったのである。

 初めて乗るB-787。新型機である。
 往復ともこの飛行機に乗れることを楽しみにしていた。

 さすがはハイテク機だ。窓に日除けがない。
 スイッチをさわると窓の色が青くなり最高ではほとんど外が見えないくらいに暗くなるのだ。
 また、モニターはタッチパネルでメニューで結構いろいろ楽しめる。更にはUSB端子が付いていて自分の持っているファイルを楽しむことも出来るのである。


 さて、その松山。いつもの宿、サンルート松山から歩いて10分の松山市民会館。
 今回は1列目のほぼ中央の席だ。無事に来られて本当に良かったと思う。

 真梨子さん、あからさまに古くて嫌だと話された。これでも多少のリニューアルはされているそうだが、トイレは和式から洋式になったものの「ウォシュレットが付いてない」とご不満である。
 神戸からの移動で1日お休みの御一行は初めて道後温泉に泊まったそうだ。その「ふなや」では、真梨子さん、ヘンリーさんは温泉三昧、例の呑ん兵衛メンバーは「もう酒ばっかり飲んでるんだから」。

 そして私は。
 もう、皆さんに申し訳ないくらいに楽しんで来た。

 真梨子さんはいつものように、最前列の「知った顔」に目線を合わせないのだが、「松山以外の方は?」と聞いてくれる。
 「大分から」に嬉しそうに受け答えされて、更に「ほかには?」と聞かれ、ここは心臓バクバク状態で「埼玉の川越から来ました」と叫んだ。何年ぶりかな?

 スタンディング・オベーションの時には前に立った小松崎さんが指を指して「お〜っ」と。隣のお客さんには「盛り上げてくれてありがとう」って。
 もうファン冥利に尽きるコンサートであった。


 終演後は、大街道の先まで歩いて、三番町にある居酒屋へ案内して頂いた。5人で真梨子さんの話しがはずみ、松山のジャコ天などを楽しんで来た。
 この「じゃこ天」、土産に軽くて良いかと思えば、いわゆる「さつま揚げ」で重いよと言われた。

 翌日は電車に乗って道後温泉本館に行き、1,200円払って2階席茶菓付きでくつろいだ。お付き合いしてくれたのはTrueFieldさんである。









「いよてつ」は150円均一       道後温泉本館 2階席でゆっくり


 そして、空港で「じゃこ天」を土産にB787に乗り込むとき、「真梨子さんだっ!」。待合室でお一人でポツンと掛けられていた。
 羽田では何故かタラップが付けられて、バスで空港ビルへの到着となった。