☆ 10月 30日(火) 崇城大学市民ホール(熊本) (18:30開演) 座席 1階05列35/36番 29日(月)コンサートは無く、長崎にホテルを用意してある。 7時30分発のJR九州「特急みどり1号」に乗り込んで朝食はコンビニのおにぎりである。 2夜4時間程度の睡眠であるが、熟睡するのでさほど辛くも感じない。が、なんという行動力であろう!一人旅では挫折しそうではある。 当初は「ハウステンボス」に行こうと企画したのだが、結局は、じいさん、ばあさんで行っても詰まらんじゃろう?という結論に至り、代案となったのが佐世保の「西海パールシーリゾート」であった。 JR九州の「九州ネット早特」で予約しておくと博多−佐世保は2枚で\4,000と、二人旅は安い。 (1人だと\3,770、2枚きっぷは\4,500) 佐世保に9時25分に着くと、特急の到着に合わせたシャトルバス(\230)が出ており、到着するなり「遊覧船が間もなく出ます!」とものすごくスムーズに事が運ぶ。 ひとつの目的である九十九島の遊覧であるが、実際には200以上の島がひしめき合っているそうだ。 そんな中をパールクイーン号に乗って1時間ほどの島巡りを楽しんで来た。(\1,200) 次の目的は水族館でウミガメやクラゲが見所なんだそうだ。 クラゲの幻想的な泳ぎを照明で美しく見せてくれる「海きらら」は、勿論、人気のイルカショーもやっている。(セット券 \1,200) 昼食は、この時期のイベント「かき食うカキ祭り」にありついて、バーベキューで牡蠣、アワビにイカ、おにぎりなんかを焼いて昼からビールで乾杯だ。 レンタカーも考えたのだが無理。 呑んべいは電車の旅が最高なのだ! 佐世保から長崎へはJR快速「シーサイドライナー」で1時間30分(2枚きっぷ\2,600)。 長崎駅のコインロッカーに荷物を押し込んでバスに乗れば7、8分で「ロープウェー前」である。 夕暮れの稲佐山に登れば「新・世界三大夜景」となった長崎の街が美しい夜景となって迎えてくれるのである。 ホテルのチェックインが19時近くになってしまったが、夕食はちょっと海鮮も飽きたのでホテル脇の中華街で済ませた。大人数だといろいろ頼んでシェアするのが良いが、二人では精々3品で満腹となってしまった。 火曜日、熊本公演当日である。 9時に手ブラでホテルを出て、大浦天主堂、グラバー園と眼鏡橋を見に歩いた。 私は一昨年「Sing it !」でブリックホールに来ているのだが、カミさんは高校の修学旅行以来だそうだ。 長崎を昼過ぎの列車に乗り、諫早で島原鉄道に乗り換えた。 黄色い車体に「島原の子守唄」の♪おどみゃ島原の〜ならぬ「おどみゃ島鉄」という子守をする娘がイラストされているキハ2500型で1輌ワンマン運行である。 電車好きとしてはこれがいいんだなぁ! 一旦、島原駅で降りて島原城や武家屋敷を見て歩いたのだが、どうってことはなかった。 それでも資料館となってしまったお城はとっても美しい型をしていてなかなか良いものだ。 島原外港駅に移動してフェリーで熊本に渡るのだが、このフェリーでは韓国の大学生の団体に遭遇してムンムンであった。中には韓流ドラマに出て来そうな子もいて・・・。 フェリーを降りると熊本行きのバスが待っていてくれるのだが、乗ったのは5人かな?みなさん車なんですねぇ。 ホテルにチェックインしたのが17時半で、すぐに会場の市民ホールに出掛けたのである。 ホテルから眺めるライトアップされた熊本城 この日のコンサートは、大分は勿論、あの若者も声を掛けて、ついでに埼玉から(私ではない)、京都からと真梨子さんも嬉しそうであった。 ♪グランパ ではハロウィンを翌日に控え、予想通りヘンリーバンドの変身が見られた。この日は薩摩酒造のハッピが目立つと思えば社長が来ているそうだ。 心配なのは、福岡に来るときに耳が聞こえなくなってしまったヘンリーさんである。今回、熊本から「6時間掛けて電車で帰る」そうだ。それはそれで大変なことである。 オフ会は8名で馬料理専門店の「菅之屋」である。 これまで「馬刺しは旨い」と思っていたのだが、それを上回る「馬の焼肉」だ。ついつい、「もっと欲しい!」とお代わりを頼んでしまったのだ。 すき焼きまで出て、もう満足、満足。 翌日は、熊本城を散策したが、天守はホドホドにお隣にある「宇土櫓(うとやぐら)」を見学した。 「現存12天守」に入らないのは勿論だが、まさに昔のまま20mの高石垣の上に建つ3層5階の見事な櫓である。 また、本丸下の「二様の石垣」は圧倒されてしまう立派な石垣で感動ものであった。 この熊本城天守の中で偶然にも「あの若者」とバッタリ、「お〜っ!」っと思わぬ再会であった。 これで4泊5日の九州ツアーを終えるわけだが、私はもう1泊会社に泊まらねばならず、羽田ではカミさんを川越行きのリムジンバスに乗せてしまった。 いやいや、寝不足つづきと強行軍でもあったこのツアーだが、十分に楽しむことが出来て良かった。 |