7月 5日(金) iichikoグランシアタ (18:30開演)   座席 1階02列29番


 普段より早い7時半過ぎの電車で出掛けたのだが、平日でもありこの田舎の駅でも座れない。途中乗り換えの人の席に落ち着いて、およそ2時間で羽田空港に到着である。普段JALを利用することが多いので羽田空港第2ビルはイマイチ勝手が違う。

 この日のANA大分行きは、空港ビルからバスに乗って行きタラップを登るものだった。搭乗口前では山下さんとバッタリ。私が「大阪からなのでは?」 と勘違いすると、もう東京に24年住まわれているそうだ。
 未だに大阪弁が抜けず、標準語を話しているつもりが「随分、丁寧な大阪弁だな」なんて言われるとこぼしていた。山下さんは、いつも気さくに話をしてくれる。

 その後にはマロさんを発見。バスに乗り込むところでは小松崎さん、宮原さんもご一緒である。コンサートの真梨子さんのお話では、真梨子さんは前日に現地入りしたそうで、前回、昨年の九州ツアーでは飛行機の気圧の関係で耳がおかしくなったことの対策だと思われる。だが、今回の大分空港着陸は全然問題無く、とても快適であった。

 大分に着いたらちょっと遅い昼食をと計画していて、大分駅前から繁華街に向かって歩いたのだが、意外とおしゃれな街で、路地奥にイタリアだのフランスだのと民家のようなお店が覗けた。

 私はいつも通り、簡単にお蕎麦でついでに一杯出来ればと蕎麦屋を探したのだが一軒も見当たらず、結局は、いつか大阪の梅田で一度だけ入ったことがあるカレーハウス「CoCo壱番屋」に落ち着いたのであった。



 3年ぶりとなるここiichikoグランシアタは勿論「大分さん」のお膝元。真梨子さんから「大分からいろんなところに来てくれる」と紹介されて、「随分前からずっと長いけど幾つになったの」と聞かれて、さて???。 「答えられない」という大分さんであった。

 この日の真梨子さんは、出だしにちょっと発声が苦しそうな部分もあったのだが、3曲目あたりからは全開で、「こんな立派なホールがあるのにお客さんの入りが悪いって聞いていた」と話され、「これまで盛り上がらなかった」と言われる客席も、ノリの良い大分のお客さんで大いに楽しませてもらったのである。

 アンコールでは万照さんの手品があってCDのプレゼント。そのお決まりのあと、続いて今年のグッズのトートバックを下げた真梨子さんがあった。
  「えっ、くれるの?」
 と思いきや、バッグに入れたやはり今年のグッズであるキャンディを節分の豆まきのごとく客席に投げ入れたのであった。


 終演後は6人のオヤジ軍団が若いお嬢さんの後に並んでオフ会場へ行進。個室が用意されて女将の料理の説明を聞いたのだが、私語を挟むと「説明します!」と、ちょっと怖い女将さんだ。

 大分とくれば関アジ、とり天、団子汁に豊後牛のステーキ、更にはふぐの唐揚げなどなど、大分を存分に楽しめる美味しい肴に舌鼓を打ったのである。

 普段は生ビールで乾杯して芋焼酎をいただくのだが、今宵は大分の銘酒「西の関」が目の前にあっては呑まずにいられない。













 これだからマリーズツアーはやめられない。明日は初めて別府観光に出掛ける計画である。