10月 26日(土) 福岡サンパレスホテル&ホール (18:30開演)   座席 1階15列23番


 今年一番心配をさせられた台風27号である。南大東島付近で北西に進めない状況が続いて、右折すればスピードアップという予報である。前日に福岡入りすることも考えたのだが、このまま居座られたら台風に向かって行くことになってしまう。「もう、しょうがない」と腹を決めて当日出掛けることにした。

 幸いにも動き出した27号は進路を東寄りに進み、本州から結構離れて進んでくれたので、タイミングは関東に一番近い時刻であったが航空機に影響は無かった。


 小雨の中、計画通り羽田空港には1時間前に到着。
FaceBookに書き込みなんかしていると、あっという間に時間が過ぎ去ってしまう。


 飛び立って15分ほどは雲を突っ切るのに機体がガタガタと揺れたが、福岡空港はこの通りの快晴である。

 13時10分、福岡空港から直接「花びし」に向かった。




 地下鉄を「中洲川端駅」で降りて、博多の映像といえばここ! という「福博であい橋」からの1枚である。
 左が中洲で博多、右側は福岡である。

 「花びし」の前で店を覗こうと思ったところで声を掛けられた。応援団のお二人が先に見えていたのである。
 土曜日の午後とあって店は込んでいたのだが、丁度テーブルが空いて、お決まりの「花びしのちゃんぽん」を頂くことが出来た。


 福岡サンパレス、真梨子さんの故郷でのコンサートである。幕が上がっていつものようにスタートしたのだが、なんだかステージの右側が殺風景である。
 「あれ?マロさんがいない」
瞬間そう思った。ところが、ステージを見渡すとマロさんがドラムを叩いているではないか。

 「実は今日、山ちゃんが朝、ラーメンを食べに行くってフェイスブックに書いていたけど、そのあと」
 ジャーン!!
 悪い予感が・・・。

 「盲腸になって入院した」
 
 それはそれで大変なことなのだが、交通事故とか怪我でなくて良かったと胸をなでおろしたのである。真梨子さんによると「ウインナーくらいに腫れて破裂寸前で、もう少し遅かったら危なかった」そうだ。
 私の母が手遅れで腹膜炎になり、盲腸(虫垂炎)で3ヶ月も入院した経験をしている。

 いつもの衣装では膝が自由にならないということで、「普段着の短パンなの」と真梨子さんに突っ込まれるも、さて困ったという時にマロさんが「俺、ドラム出来ます」と名乗り出たというエピソードも添えて大喝采であった。
 元々はドラマーというマロさんであるが、コンサート中の顔つきは真剣そのもので観客にも緊張感が伝わったであろう。メンバー紹介では会場全体が暖かい声援と拍手に包まれたのである。
 「山ちゃんが私の身代わりになってくれたのかも知れない」という真梨子さんの心情も頷けた。

 そして、「年末には放送されるといいな」というNHKが製作中のドキュメント番組で、カメラが入っていた。
♪グランパ のときには真梨子さんの至近距離からの撮影もあり、会場の映像は「みんなの顔も撮っていたけど、ほとんどカットされるよね」と笑いを誘った。

 終演後はタクシーを捕まえることが難しい会場なので、25分ほど歩いて美味しいビールで乾杯した。

 九州代表、大分のなおさんが幹事を務めてくれ、毎回素敵な店に案内してくれる。
 今回は、お上品な割烹料理の店で玄界灘の美味しい海の幸をたっぷり頂いた。

 今回、コンサートに参加した16名のマリーズツアー会員全員がこのオフ会にも参加という初めての偉業を達成したのである。




 そして、良い気分で潤子ママが待つ?「翼」へ向かったのは4名である。(「押し掛ける」が正しいか)

 「翼」は、ママのお人柄でいつも満員である。少し待たされたのだが、ママを独占出来る午前1半過ぎからは、あっと言う間に時間が過ぎ去り、今宵も気づけば午前5時であった。