11月 10日(日) びわ湖ホール (17:30開演)   座席 1階J(10)列01番


 ツアー前半6月のびわ湖ホールは、姪の結婚式に被ってキャンセルとなったのだが、昨年に続いての滋賀県大津市である。
 天気予報どおり出発からどん天だったのだが、静岡あたりから雨に変わった。新幹線を京都駅で降りると傘はいらない程度だったので、「そうだ京都、行こう」というわけで駅近くを散策することにして、取り敢えず着いたのが「東本願寺」であった。
 通りの木々はやっと色づき始めた程度の紅葉見物で、境内に入ると巨大な家の中に建物が収まっているこの光景。近頃は改修工事がブームかと思うくらいに日本全国でそんなニュースを耳にしている。











その巨大な家の中を見ると、梵鐘がこんな感じで置いてあったのだ。



 ガ〜〜ン〜。








 京都駅から琵琶湖線(東海道本線)に乗ると2駅7分程度で大津駅到着である。広い県域なのになぜこんなにも京都に近いところに県庁があるのかと不思議に思うくらいである。生活圏は京都なのか、駅前にコンビニひとつ無いし、気の利いたビジネスホテルも極端に少ない。


 それでも真梨子さん曰く「京阪で一番のホール」と褒められる「びわ湖ホール」は今年15周年。確かにどなたもが認める素晴らしいホールである。
 まさに琵琶湖の畔に立つ白亜の殿堂と言った感じなのだ。


 この日の席は、10列目の下手の一番端っこであった。更にうしろの11列目には1番の席が無いので、それはもう立ち放題である。


 馬蹄形のホールで、この10列目の席は出入りの時は横の2階席に頭をぶつけるのではと思うくらいの位置関係で、スタンディングしてオーバーハンドの手拍子をするとやはり手をぶつけてしまった。

 コンサートはこのところと特に変わったこともなく…と言うより、真梨子さんの風邪も全快のようで素晴らしい歌声に酔いしれたのである。

 ただ、久しくご無沙汰であった「ハリウッドさん」が珍しく顔を見せて、あの良く通る声を真梨子さんが感知したら、さぁ大変、「何処で浮気をしていたの」と責めること数回。
 アンコールでは今回もTシャツを着ている人を指差しては「嬉しい、嬉しい」と連発する真梨子さんなのであった。 


 終演後は、大津駅までテクテク歩いて8名でオフ会。
 日曜日なので休みの店が多く、駅前は閑散としていた。


 予約された居酒屋でゆっくり、3時間も楽しんで「では来週、大阪で」と別れるのである。







 翌日の帰路。

 やはりどん天の京都から岐阜に入るとお天気も回復傾向で、新幹線の車窓からはこの見事な光景に出会うことが出来た。