8月 23日(土) 岸和田市立浪切ホール (18:00開演) 座席 1階05列05番


 どんよりとした空模様の中、いつもの飛行機で大阪・伊丹空港へ向かう。

 羽田空港では名古屋や大阪から「豪雨になった」「雷が鳴り出した」と先行き暗雲漂う報告が入って来る。しかし、私は『晴れ男』なのである。JAL115便が伊丹空港に到着するとまばゆい程の好天であった。

 これもいつも通り、空港の到着便出口にある信州そば屋「そじ坊」で“ザル蕎麦と半カツ丼に生ビール”をいただいて新大阪行きの空港バスに乗った。
 今回の宿は前回の7月にも利用した三井ガーデンホテル淀屋橋である。地下鉄御堂筋線の淀屋橋駅を降りると5分と掛からない

 16時20分にこの日のコンサート会場がある岸和田に出掛けた。

 そう、あの豪快な祭り“だんじり”で有名な町である。南海電車の難波駅から急行で26分、かなり蒸し暑い中をゆっくり歩くと15分も掛かる浪切ホールには真梨子さんの横断幕ならぬ縦の垂れ幕が出ていた。














 この日の応援団、知った顔は17名とちょっと寂しい。その分、いい席がもらえた・・・かと言うと5列目なのだが下手の壁に張り付く席であった。
 元々この浪切ホールは「友の会」があって、良い席は回ってこないと言われていたのだが案の定、客席は盛り上がりに欠けるホールの一つと言える。

 更にこの日は大分からも静岡からも、あの若き恋人も来ていない。コンサートのスタートから3曲歌い終えた真梨子さんの「こんばんは」に応える「こんばんは!」はまばらで、その声を聞き分けたのであろう。
 「遠くから来た人は?」とも聞かず、コンサートはツアー前半と曲目も衣裳もトークも変更なく、真梨子さんも素晴らしい発生、声量を維持されて淡々と進行していったのであった。

 そんな中、ハリウッドさんの声掛けに嬉しそうに応えた真梨子さん。
 「しばらく来ない時期があったよね。何処で浮気していたの」と冗談半分の追求質問。
 これに対するハリウッドさんの答えには絶句した真梨子さんがあったのである。
 終盤に「1列目が2つ空いている」と気にしたのだが「来られない訳が出来たんでしょうね」と理解を深めたご様子であった。

 観客席は♪グランパ 以外は全く立たないという状況であった。私は壁際席の特権、立ち放題で真梨子さんとのコミュニケーション(?)を楽しめたのである。そして、♪グランパ の2コーラス目にステージ下手で歌われる真梨子さん。
 しばらく私を見つめて”にっこり”、胸のあたりで手を振ってくれたのである。

 前回に話した通り私は今回が401回目のツアーコンサート参加であるが、これまで「目が合った」と言っては「気のせいよ」と一蹴されて来たのである。
 この日は、終演後に「LIONSさんに手を振った?」と言われれば「ありがとうございます!」と答えるしかない。最高の気分である。


 関西の方は皆さん帰宅され、難波に残ったのは関東の5名。
 居酒屋は混雑していて、知っている方があって覗いたお好み焼きの「鶴橋風月」。

 この店は、目の前の鉄板で店の人が焼いてくれる。













スタートが遅くなったのだが、ラスト・オーダーまで楽しんでホテルに戻った。

 ”晴れ男”
 翌日は晴れていた大阪であるが、私が飛行機に乗ると窓を水滴が濡らし始めたのである。


 この日は、小松崎さんのThe Herd Day's Bandのライブ「THE BEATLES 20連発」があり、羽田で暇をつぶして中央線・豊田に行く予定だったのだが、途中駅にお住まいの方のおうちに誘っていただき、美酒と美味しい料理までご馳走になってしまったのである。
 ライブを楽しみ、皆さんとの話しも盛り上がって、結局は午前様ギリギリに帰宅したのであった。
 (このライブの模様はBlog「LIONSの優柔不断な毎日」をごらんください。)