9月 20日(土) 福岡サンパレスホテル&ホール (18:30開演) 座席 1階09列34番


 福岡、小倉、移動日を挟んでの熊本。4泊5日の九州ツアーである。

 西の方には台風がいて、場合によっては熊本をキャンセルして帰らなければと「5泊目」となる夜勤を控えた私は台風の動向が大変気になっている。

 今回も真梨子さんは1日先乗りされたようで、いつか飛行機で耳がキーンとしたまま直らず、ステージで「耳が変、聴こえない」と涙声になってしまったことがあって以来、遠くまでの飛行機利用時には先乗りされるようになっている。
 福岡空港では万照さんが他のヘンリーバンド・メンバーの到着を待っているという情報があった。

 私は羽田11時30分発のJAL便で福岡に向かい、到着するとまずは土産を買いに空港ビル内を歩いた。このところ、福岡ではカミさんがお気に入りの(私も大好きな)高菜漬けが土産の定番となっている。それもJALの売店「BLUE SKY」で売っている甘口ではなく、普通でもなく、「辛口」でなければならない。
 帰りは熊本空港を利用する予定なのでしょうがない持って歩くことにしたのだが、大きい袋を三つも買うとバッグがグッと重くなった。

 そして次なる目的は「花びし」のチャンポンである。この店は中洲と天神の間にあって、安く泊まれるので最近利用するようになったホテルからもほど近い。

 店に入ると土曜日の14時だというのに満席で、テーブルをひとりで独占していた方と「相席でお願い」されたのだが、その方は広島の応援団であった。間もなく大分からの応援団も到着して仲良く3人でチャンポンをいただけば、なおさら旨い。
 このチャンポンを食べないと博多に来た気がしないのである。


 コンサートでは、
 「東京では買い物はヘンリーさんがしてくれるし、外出は車だから何処に何があるか全く知らないけど、博多の街は地図全部わかる。歌をやめたら博多に住もうかなぁ。」 「でもまだまだ歌わないと!」と元気な真梨子さんに安心だ。

 「東京から見えた方もいますね。違うところから来た人は?」に大分、京都といつもの声が掛かると丁寧に応対され、今年はすでに完成されたコンサートで曲目の変更も無く、真梨子さんのお話しも同じ内容で「いつも同じことやっているのに」と話される。

 また、この博多は「一周年記念コンサート」となっている。
 ドラムスの山下さんがコンサート当日に虫垂炎で入院、手術してから丸一年が過ぎ回想するシーンもあって、早いものだとつくづく思うのである。

 「2000 musee」で初めて訪れて以来、ちょうど20回目となる福岡サンパレスである。この日は24名ほどの知り合いが参加している割には今ひとつ盛り上がらない観客で、ヘンリーバンド・プレイの ♪ zettai ! のあとの2曲は応援団だけと言っても過言ではない寂しいスタンディングであった。
 そこで、真梨子さんの盛り上げ対策が翌日の小倉からはじまったのである!


 終演後は4台のタクシーをつかまえて15名で警固(けご)に移動してのオフ会開催。中洲と潤子ママの「翼」の中間あたりに位置する。

 「デリ&バリ トレネ」というちょっとおしゃれに可愛いお店であった。博多ジモピーの幹事で、ちょっとおしゃれに可愛い料理。美味しくいただいて皆さん満足そうな顔、顔、顔。












 日付が変わろうかという時刻なのにそこは西鉄の街、福岡である。このあと、バスで1.6kmほどの六本松へ移動したのは6名。この日は潤子ママもコンサートに見えていてお店はお客なし。途中、何人か地元の常連さんが見えたが「翼」は貸切状態であった。







 午前6時まで残った「確信犯」4名。



 ママと話をしているといつものように気づけば午前6時。多分、確信犯なのではあるが。
 もう完全に明るい街に出て、タクシーを拾って帰るまで見送ってくれる潤子ママでした。

 おみやげに芋焼酎をいただいて、これは心地よい重さとは言ってられなくなったぞ。