10月 25日(土) 広島文化学園HBGホール (17:30開演) 座席 1階13列37番


 2011年「soiree」以来3年ぶり5回目の広島(このホールは6回目)である。広島厚生年金会館から広島市文化交流会館、そして今は「広島文化学園HBGホール」と呼ばれ、訪れるたびにチケットに印刷された会場名が違っているように思えてくる。

 JAL便とリムジンバスで13時30分過ぎに広島駅新幹線口に到着。街の中心部がある反対側に移動したいのだが、今は駅のコンコースが工事中でバスを降りた一番近い駅入口を入ると改札しかなく、駅員に聞いて地下連絡道を教えてもらった。

 その地下道を抜けた駅ビルにちょうど穴子の弁当を売っている店が目に入って、半端な時刻に出発し食事も中途半端になっていたので穴子の押し寿司を買ってホテルにチェックインした。


 ↑久しぶりの好天気に恵まれ、雪をかぶった富士山が綺麗に見えた。

 初めて利用する「ホテル ニュー・ヒロデン」。
 フロントに予約表を提出したのだが、そのお兄さんはあっちにウロウロ、こっちにウロウロ・・・。あとから来た客が先にキーを受け取って行くのであった。
 何かの手違いがあったのだろう。私はツインの部屋に収まった。

 九州から日帰りで参加のお嬢さん二人を駅前で出迎えて、会場のある広電「市役所前」へ向かったのだが、ちょっと長い編成の電車に前後にしか出入り口がないので、ひと駅ごとに停車時間が長くなってしまうのである。また夕刻ということが大変な込みように拍車をかけている。


 この日の応援団は、知った顔が17名。ただ、若手応援団は揃っているのでなんの心配もない。早速、「可愛い!」と言われて反応した真梨子さん。嬉し恥ずかしといった感じではあるが、「可愛いおばあちゃん」と言われるお年寄りをあげて、「私はそういうおばあちゃんになりたい」と話された。

 広島在住のギターの藤井さんを話題にして、「いつもつまらなそうに下を向いてギターを弾いているけど楽しんでいる」、「シャイに見えるけど出たがり」と真梨子さんからチクられ、スポットライトを浴びると人差し指を天にかざすのであった。
 会場にはご家族も見えていたそうで、住所を言うと客席からどよめきが・・・。お近くの方も多かったようである。

 他にも現在は東京住まいで真梨子さんに忘れられたベースの小川さんが広島出身であり、コンサートマスターの宮原さんの奥さんが広島、そして何より真梨子さんが広島生まれ。「私も親戚のおばさんが来ている」と広島県人会が出来上がった。
 もみじ饅頭、穴子めし、お好み焼き、と広島の美味しいものが話題に上がると「私は広島菜が好き」とおっしゃる真梨子さんであった。



 終演後は、行きの広電に懲りてタクシーに分乗し、広島駅近くの「仕事人」というこぢんまりした居酒屋での10人オフ会である。

 広島にもいろいろな海の幸があって、楽しい時間を過ごさせてもらった。
 のだが、九州に帰るお二人が席を立ってから「あっ!記念写真」と思ったのは遅すぎた。