大阪の帝国ホテルであるが、「大阪帝国ホテル」は別にあるので使えないというのが辛いところだろうか。
羽田空港から富士山がくっきりと見える快晴の東京を、いつも通りのJAL115便で立ち、いつも通りの伊丹空港の信州そば屋で昼食を摂り、いつも通りの・・・では無く、「さて何処に行こうか」と迷った空港リムジンバスは結局は梅田(新阪急ホテル)行きに乗った。ツアー中は新大阪であったり、なんばであったり、宿泊場所で変わるのである。
この帝国ホテル大阪は2007年以来、7年ぶり2回目の参加となる。大阪駅からホテルのシャトルバスで到着すると、さすがは超一流のホテルである。
誘われるまま私には贅沢な話ではあるが、宿泊もお願いしてしまったのだが、ディナーショーとパックで通常料金の半額以下といえどもビジネスホテルなら2泊はゆうに泊まれる値段である。
通された部屋は客室の最高階、21階のダブルの部屋であった。カーテンが重いなぁと思ったらスイッチがあり電動カーテンなのだ。アメニティも普段は見たこともない大層なものが揃っていた。
18時に今回お世話になったビッグデンさんと会場に入ると、いつもの知った顔は総勢9名。ちょっと寂しいがハリウッドさんと静岡さんが盛り上げてくれた。
曲目は最終日のニューオータニの日記に載せるとして、オープニングのアンサンブルから例年とは趣が違う曲で11年目という帝国ホテル大阪でのディナーショーの開演である。
白いロングドレスに紫色を被せたスカート部分。ツアーコンサートをご覧の方なら「あ〜あれはやるな」とお分かりであろう。
髪はツアーコンサートの後半のように後ろでまとめた素敵な真梨子さんである。
7曲終わったところでステージには譜面台が用意され、ヘンリーさん、万照さん、小松崎さんが並ぶと「年寄り軍団」と真梨子さんがチクリ。それには万照さんが一歩二歩と下がって「私は違います」の意思表示を。
更にはヘンリーさんが真梨子さんに寄り添って「あなたはこっち組」という表現をするのであった。
そして「私も歌ったことがない。60以下の人は知らないと思う」という2曲を歌われたのであった。
1曲目は、真梨子さんもサックスを手に、2曲目はヘンリーさんがウクレレを小松崎さんがシンバルの無いタンバリン(フレームドラムと言うのでしょうか)、万照さんは2本の棒(クラベスというらしい)を持って演じられたのである。
終演後の記念写真。
ハリウッドさんがいない!
ここ帝国ホテル大阪は10人テーブルが並び、私たちのお隣の席にはマリーズツアーをご存知の方が座った。
「お二人共写真で知っている」とおっしゃるその方は、2次会に誘ってくれてホテルのバーで奢ってくれたのである。
マリーズツアーの会員に勧誘して、ハンドルネームも考えて・・・、さて入会してくれるのだろうか。
翌朝は、朝食のレストランに行くとマロさんが見えて挨拶をくれた。万照さんと二人だけで、小松崎さんと小川さんは起きられないくらい飲んだに違いない。
ゆっくりして、いつものJAL118便で帰宅したとても素敵な楽しいディナーショーであった。