6月 25日(土) ロームシアター京都 (18:00開演) 座席 1階07列31番


 私としては2007年「優美彩唱」以来9年ぶり、真梨子さんも2008年の「Swing Herat」以来8年ぶりとなる京都公演である。

 会場の京都会館が大規模リフォームされることになり、まるまる7年間に渡って閉館されたのである。そこは、立派な建物を残そうという運動あってのリフォームで、いつか「まだ建て替えは何も始まってない」という話を聴いて『どうなってんの?』と思ったものである。















 中味のリフォームが済んでどんな会館になったのだろうか。興味津々であるが、第一印象は「狭い!」。これは主催者側の問題が大きいのだが、2,000人規模の会館にしては狭い階段を上がると、やはり狭い入口で、人が溢れているというのにきっかり17時30分まで入場させない。チケットをもがれても人が集まって話をする場所にも事欠く始末であった。

 2日目は反省あってか、早い開場でスムーズに入ったホールは…。

 素晴らしいホールだと私は思う。「ロームシアター京都」と冠がついて、カーネギーホールと同じような今流行りの作りと言ってしまえば元も子も無いが、4階まであるホールは音の纏まりが素晴らしい。平面タイプの2,000人規模のホールだと手拍子ひとつ取ってもピッタリとはシンクロしない。東京国際フォーラムともなると、真梨子さん曰く「波のように押し寄せてくる」拍手、手拍子となるのである。それがピッタリ!とても気分が良い。アンコールの手拍子など数秒で揃い真梨子さんが登場するまで揃ったまま・・・素晴らしい。


 さて、このコンサート。真梨子さんの怪我で仙台公演が中止となったので、なんと浜松以来12日ぶりの公演である。1日目は知った顔がざっと32名、2日目が38名、たくさんの応援団が集まった。

 幕が開くと真梨子さんの笑顔があった。心配していたファンの拍手が止まない。すごい!
 そして仙台公演が中止になった経緯を話され、この会館が改装で使えなくなると聞いた時には「もうこのステージに立つことは無い」と思ったと話された。
 それから8年、真梨子さんはまだまだ健在なのだ。

 初めのドレスは白のドレスに刺繍が施されたシースルーの同じ丈を重ね着されている。初日は遠くから見ると「白いドレスに花柄?」程度しか分からなかったのだが、近頃は真梨子さんが説明してくれる。
 後半の真紅のドレスも、アンコールでのコバルトブルーのドレスも素晴らしい。真梨子さんのこだわりの色選びの結果とのことだ。



















 この日は木屋町までトコトコ歩いて18名のオフ会。
 北は、関東組、栃木、埼玉、千葉、東京、神奈川、
西からは、京都、大阪、兵庫、広島、山口、そして大分。








Mariko Takahashi
Concert vol.40 2016 infini