☆ 7月 16日(土) フェスティバルホール (17:00開演) 座席 1階16列36番
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7月 17日(日) フェスティバルホール (17:00開演) 座席 1階13列15番


 3連休の大阪。普通ならホテルが高くてうんざりするところなのだが、ラッキーなことに会社の保養所システムで2泊10,000円というのを見つけた。
 以前にも利用したことがある「ホテルコンソルト」で、地下鉄御堂筋線「西中島南方」の駅前にある。もう最近では梅田界隈に宿泊するのは無理で、中津、淀屋橋は良かったが、本町、心斎橋と南に行き、西中島南方、新大阪と北に行き、少しでも安い良い物件を探すのが大変なのである。

 この日のチケットが1枚売りに出ていたのだが、羽田に向かう途中、地下鉄の中で携帯に購入希望の連絡があり、16時30分に双方の方とホール入口で待ち合わせて無事に3名で入場することができたのは良かった。


 座席は16列中央ブロックの上手端。やはり通路際の席は良い。前にフェスティバルホール独特の「BOX」席が2列あるので、かなり後ろではあるが真梨子さんを遮るものは無く、真梨子さんの目線が近く感じる高さである。


 ♪好きなの 好きなの 
 西田佐知子さんの「死ぬまで一緒に」である。“私のオリジナル”だと思って、という意味のことをおっしゃったことがある。それほどに聴いたことがない楽曲なのである。
 『ここまで思われる男性 どんな気持ちなんだろう』という真梨子さん。
 振り向いて、『私もよ ヘンリーさん』
 いやはや近頃の真梨子さんには当てられっぱなしである。

 この日の客席は立たない。
 「グランパ」だけが、かろうじて盛り上がっただけの静かな会場であった。


















 写真提供:hitomiさん

 土曜日のオフ会は、梅田まで歩いて丸ビル30階のイタリアン・レストランへ。窓には大阪の夜景が綺麗に映し出されていた。
 東京の「丸ビル」は丸の内ビルディングの略称であるが、大阪の「丸ビル」本当に円筒である。

 暫し生ビールが続き、ビールで満腹になっちゃうと思い焼酎を注文すると、いよいよ「ワイン!」の声が聞こえて来た。私も仲間に加わって、最終的には6、7本空けたらしい。
 13名が静かに食事とお酒を楽しめるなかなか良いお店であった。

 宮城、栃木、埼玉、神奈川、大阪、兵庫、山口から集まった応援団です。


 明けて日曜日。どうも早く目覚めてしまう。
 音を立てて雨が降っていた。(今日はのんびりしよう)そんなことを思って「ドント・ディスターブ」の札をドアノブに吊るした。
 午前中には雨も上がって昼食だけ済ませた。

 この日のコンサートも静かにスタートしたのだが、真梨子さんが『今日のお客さん 静か』と言うやいなや盛り上がりムードに変わっていき、昨日より応援団が前の方に多かったのもあると思うが、ヘンリーバンドの「OYAG」以降、後半3曲が総立ちとなってしまった。
 「メロンの気持」は立たない方がいいなぁと思っているのだが、これでは立たないと真梨子さんとヘンリーさんの華麗なダンスが見られない。

 13列下手ブロックの通路からひとつ入った席で、座席が中央横通路より前は傾斜も少なく、前には特大の人が座って、それが頭を右に左にと落ち着かない人で参った。内隣には地元応援団の方が、通路際にはずっと寝てるんじゃないかと思うお年寄りが。

 席は前ならいいというものでは無いのである。

 いよいよ終演を迎え感動のスタンディングオベーション。「ドキっ!!」
 真梨子さんのコバルトブルーのドレスの右肩部分がハラリと前に垂れ落ちてしまった。
 ホックでも外れてしまったのだろう。際どいところで真梨子さんの手が押さえたのだが、見てはいけないものを見てしまった罪悪感のようなものを感じ、ものすごく得したなぁと感じ、複雑だけど今日来て良かった!と思うのだ。





















 今宵のオフ会は、私も結構歩き慣れてきた「北新地」の居酒屋さんに8名。

 出汁巻き卵に蟹をほぐしたものを掛けてくれるのだが、おねえさんが「一緒に声をかけて」と要求する。結構大きな鉢に入った蟹をスプーンで「ヨイショ ヨイショ」と2杯、3杯と掛けていくのである。威勢よく掛けるものだから卵の乗ったお盆からも溢れまくり、『モッタイナイ』と思う世代はテーブルに溢れたものまで拾うのであった。
「もういいと思うところで止めて」と言われていて、もう良かろうとストップを掛ければ、何のことない残りをバサーっと掛けるのだった。いやはや豪快だ。

 いつもいつも良い気分でホテルに帰らせてもらい感謝感謝である。








Mariko Takahashi
Concert vol.40 2016 infini