9月 3日(日) コラニー文化ホール (18:00開演) 座席 1階01列33番


 2017年ツアー「PRELUDE」20回目となる甲府「コラニー文化ホール」で2年ぶりの1列目のチケットをいただいた。前回はオーケストラピットに蓋がしてある札幌だったので3年ぶりと言ってもいいかもしれない。
 真梨子さん綺麗。
 素直にそう思った。


 JR東日本の「トクだ値」を利用して35%引の特急「スーパーあずさ」で出掛けた。川越からだと立川なり八王子に出て乗り換えるのが時間的には断然早いのだが、「トクだ値」のチケットは始発の新宿からしか購入できないので遠回りすることになるが断然安い。

 12時ちょうどのスーパーあずさ12号はガラガラであった。甲府に着いたら名物の「ほうとう」を食べようという計画である。新宿のホームで偶然向かい合った応援団のhitomiさん、くわまんさんは車内で昼食を済ませたそうだが付き合ってくれてラッキーである。
 甲府駅前の「小作」で初めてカレーほうとうを美味しくいただいた。


 市役所裏のホテルを出てコラニー文化ホールへは徒歩10数分である。会場の前に応援団が揃っていた。この日の応援団は総勢28名、結構皆さん良い席みたいで盛り上がりそうである。

 5曲のスタンディングを楽しんだのは勿論だが、真梨子さんの目線が眩しく嬉しかった。
 最前列にいる私なぞ真梨子さんが目を向けるわけがないと思っていたのだが、先日の京都でもそうだったように客席が盛り上がれば真梨子さんもリラックスされるのではないだろうか。ただし、決して難しい顔をして聴いていてはダメなのである。これは私の経験からなのだが、ここ数年で、笑顔でいると真梨子さんが目を合わせてくれることが分かった。

 そして万照さんの手品。ティッシュを丸めて私の前に来た。目くらましのような細かい紙テープを投げる段になって私をガン見する。額に手のひらを当てて覗き込む。私もキャップのひさしの前に手のひらを当てて待った。美味しい一幕であった。

 「1列目の人、シワが見えるでしょ」とおっしゃる真梨子さんに思わず「見えません!」と声を上げていた。スタンディング・オベーションでは小松崎さんが両手を振ってくれた。
 やっぱり1列目は違うな。


 終演後にオフ会に向かったのは3名。日帰り圏の甲府は皆さんがご帰宅である。
 この甲府。
 日曜日に飲み歩くなんてとんでもないという街のようだ。楽しみにしていた店が日曜休みで、調べると個人店は軒並みお休みなのである。(一部カウンター、大部屋の店はやっていた。)

 駅前の3階にあるよく見る店を予約したのだが、ホテルの部屋に掛かってきた電話は「エアコンが故障して大変暑いので、2階の店にいらっしゃってください」というものだった。この店も同じ系列店なのである。
 店は変わっても予約内容は変わらない。便利なものだ。


 今宵、お付き合いしてくれたのは
 バウアーさんとかずさん

 それにしても、3階の客も受け入れた2階なのに客は他に1組だけだったような静けさの中でゆっくりとお話が出来たのである。

 やはり甲府では日曜の夜は出歩かないのに違いない。




 申し訳ないくらいに楽しい甲府公演であった。








Mariko Takahashi
Concert vol.41 2017 PRELUDE