☆ 10月 6日(土) アルモニーサンク北九州ソレイユホール (18:30開演) 座席 1階B(7)列44番 またもや台風である。 9月の京都の時は、前日に「これは無理」と判断出来たので航空券はキャンセル、午前5時に出発して新幹線で向かったのだが、今回ばかりは判断に苦しんだ。 当日はいつもより早く起きて飛行機が欠航になっていないか、新幹線は動いているかを確認しつつ取り敢えず羽田空港へ向かったのである。 新幹線に乗るなら池袋でチケットを購入するのだが、まだどちらも情報が無い。そして東京駅に着く前にも確認し、とうとう浜松町からモノレールに乗ってしまった。空港で欠航になっていればまだ新幹線に戻れる時間である。 未だ「引き返す場合がある」というフライトである。 一応定刻に搭乗が始まった。 もう引き返せない。 それでも福岡のHIROさんからは「大丈夫」とメッセージが入って心強い。ご自宅から着陸する飛行機が見えているとのことだ。 そして、真梨子さん曰く「飛行機が一生懸命進もうとしている」と表現されたように向かい風の中を無事福岡空港に着陸したのだった。 もし、着陸できずに引き返すことになったら公演中止となる全員同じ飛行機だったということである。 仙台からYAMAさん、ラビットさん夫妻が到着されるので、やや待って一緒にルーティーンである「花びしでちゃんぽん」に向かった。 あれ〜? 『臨時休業』のお知らせが出ていた。 ガッカリしながら店の前で話していると、おかみさんが出てきて謝ってくれるのである。 この連休を利用して旅行に出かける計画だったそうだが、こちらも「台風のお陰で中止になったんですよ」と話してくれた。今日は小倉なんですが、再来週が福岡なのでまた来ますと言ってお暇した。 さてもう午後2時近い時間で腹ペコだ。すぐ近くの寿司屋に入ると廻っていない店で「築地すし鮮」という。ちょうど東京ではこの日が築地市場最後の日という因縁であった。 真ん中の煮穴子は一匹丸々で、ネタはどれも分厚い旨い寿司である。 博多から小倉へ向かう頃にはだいぶ穏やかになっていたが、博多駅の改札はシステム不具合が出て観光客が溢れかえっていた。 新幹線でひと駅16分。 YAMAさん夫妻と小倉駅からテクテク、小倉城の脇を歩いて会場へ向かった。やや風が強いといった程度である。 コンサートでは、4公演病欠していた宮原さんが復帰した。真梨子さんが10キロ痩せたと話すと後ろで手を横に否定している。このあとの熊本で6キロ痩せたと話された。ともあれヘンリーバンドは8名揃っていなければいけない。 宮原さんをヨイショするあまり「小松崎じじぃじゃね」とは真梨子さん、ちょっと言い過ぎてしまった。 真梨子さんにとっては小倉にお住まいだったご友人が亡くなったとのお話の途中で目が潤む感じが見て取れた。 ともあれ四年ぶりの小倉公演は無事に終演を迎えた。 7列目の上手ブロック上手通路際の席は、思いのほか盛り上がらない観客にスタンディングでは真梨子さんと向かい合わせとなったのだが、やはり無視された。(笑 この日のオフ会は、HIROさんが幹事を買って出てくれて、これから博多へ戻ることになる。 小倉駅から遠い会場なので、なんとか21時過ぎの新幹線に乗って22時前には乾杯できたのである。 中洲で有名な「鉄なべ餃子」に8名が集まった。 この日もドラムの山下政人さんが参加してくれた。 鉄なべ餃子は小粒でカリカリの皮がつまみに最高なのである。 昔、ひとり7人前ずつ食べたと聞いて、食べた本人が一番驚いた経験がある。 珍しく女性の多いオフ会で、まいっちゃうなぁ。 ハラハラもしたけど、楽しい一日だった。 翌日はゆっくりと熊本へ移動します。 (写真:YAMAさん提供) |
Mariko Takahashi
Concert vol.42 2018 Katharsis