メンドシーノ芸術交流  Mendocino Art Exchange Program
   



 

  Mendocino

  サンフランシスコから北へ260km ニューイングランド調の家々 レッドウッドの森 ワイン

  そして 映画のロケ地とリゾートなどで知られる太平洋沿いの風光明媚な町です

  沢山のギャラリーがあり 多くの芸術家達が住み 芸術家の創作活動と作品が

  街全体を演出しています


  メンドシーノ ・カウンティは面積 岐阜県とほぼ同じ 人口9万人弱


● 交流展覧会について

  小田時男(大町市美麻在住の木工作家)以下 メンドシーノ芸術交流スタッフは 2008年からメンドシーノと大町市 日米1年交代で交流展覧会を開催しています

  日本で開催時 出展者の中からメンドシーノ ・アーティスト数名来日 大町市でホームスティ 長野県内芸術関連箇所見学

  メンドシーノで開催時 出展作家の中から希望者数名(6〜7名)10日間渡米 メンドシーノにホームスティ アーティストたちとの交流 ギャリ―や工房見学

  帰りにサンフランシスコ及びサンフランシスコ近辺のギャラリー見学を行っています




● 交流歴史

● ウィリアム・ザッカ 1920(T9)〜1998(H10) マルチメディア・アーティスト(セリグラフ・水彩・彫刻・建築) テキサス州ガーランド出身

  大叔母からカリフォルニアに呼ばれ カリフォルニアバークレー校に通い建築学専攻 サンフランシスコ州立大で教員資格とる

  1958(S33)年 サンフランシスコから160マイル北の海沿いの町メンドシーノへ移住

  1959(S40)年 メンドシーノ ・アートセンター設立 木材産業の終焉で廃れていたメンドシーノを芸術を通して町おこし 以後17年にわたって

  休むことなく活動に邁進 設備の充実 プログラムの充実 将来大きくなっていくことを確実のするための資金づくりに惜しまず尽力を続け

  数多くの芸術家や地域の支持者を引きつけ ゴーストタウンといっても過言ではなかったメンドシーノを芸術の盛んな町に奇跡的に復興させ

  この復興が彼自身の最高傑作となった 

  このザッカの町おこしの詳細については1962年9月25日付 LOOKに 「一人の若者が古い町を救う」 という題で掲載されています



● 吉田 遠志 1911(M44)〜1995(H7) 版画家 東京都出身 

  ウィリアム・ザッカの東海道五十三次 写生旅行時の同行が二人の交流の出発点となり その後吉田遠志がメンドシーノに渡り 版画講習会をアートセンターで開催

  その時メンドシーノ ・アートセンターに関心を持ったことにより美麻文化センターを開設する さらに当時の中村美麻村村長との話し合いの中で 美麻村〜メンドシーノの

  姉妹村につながった

  吉田遠志の交流の原点は父 吉田博(1876〜1950 洋画家 版画家)が1902年(M35)太平洋画会結成の時 
命名された名に表れているように思う

  彼らは自費でアメリカに渡り 展覧会を開催し 愛好者と直に触れることにより かの地で東洋の美術がどのように評価されるかを 図らずも身をもって知った

  太平洋という言葉に 洋の東西を越えて文化の懸け橋になるという気概を込めたと言えるだろう (−線 吉田比登志著書より )

  これがメンドシーノ芸術交流の原点です

  吉田博(太平洋画会結成 )〜 博の長男・吉田遠志(美麻文化センター・遊学舎開設 )〜 小田時男(現在毎年開催しているメンドシーノ芸術交流)へとつながっている



● 
年 表 (敬称略)


1958年 (S33)

1959 (S34)

1964 (S39)

1980 (S55)

























1995 (H7)

1997 (H9)

1998 (H10)

1999 (H11)

2001 (H13)

2003 (H15)

2005 (H17)

2006 (H18)

・・・・・・・・・・・・・・・

2008 (H20)

2009 (H21)

2010 (H22)

2011 (H23)

2012 (H24)

2013 (H25)

2014 (H26)

2015 (H27)

2015 (H27)

 ウィリアム・ザッカ メンドシーノへ移住(38才)

 ウィリアム・ザッカ メンドシーノ ・アートセンター創設(39才) 以後17年間尽力を続け 廃れていた町を芸術の町に復興させた

 安藤広重ファンだったウィリアム・ザッカ 初めての日本訪問(44才) 以後計10回訪問 吉田遠志との交流始まる

 美麻村(現在大町市)とメンドシーノ姉妹村提携

 吉田遠志 大作の版画制作の為 広いアトリエを探していたところ

 同じ太平洋画会の会友に 廃校となった美麻南小中学校(旧美麻村 現在大町市美麻)を紹介され購入

 後年このアトリエで世界最大(5尺×7尺)の木版画作品「虎」「鷲」を完成させる

 廃校跡で息子 比登志と共に「美麻文化センター」「美麻遊学舎」開設


 以後吉田遠志は父親 博が行っていたアメリカとの芸術交流の影響で また米国各地でしばしば木版画の講演会 展覧会を開催していたので

 個人的にウィリアム・ザッカの住むメンドシーノと多年にわたり芸術交流

  (主な内容)

  ○ カレン・ケスラー (メンドシーノ・アートディレクター)来日

  ○ 岡本流生(よしみ) (版画家) メンドシーノで展覧会 メンドシーノ ・アートセンターで木版画クラスの講師を勤める

  ○ 吉田亜世美  (版画 インスタレーション アートデザイン) アーティスト・イン・レジデンス メンドシーノ ・アートセンター

  ○ マイカ・シュワボロー 遊学舎にてメンドシーノ ・アートセンターとの共催講習会に 交流コーディネーターとして来日

                                                               他 多数交流
 ウェルカム・アートショー(美麻遊学舎)  吉田遠志 死去

 ウェルカム・アートショー(美麻遊学舎)

 ウィリアム・ザッカ 死去

 美麻遊学舎 全焼

 ウェルカム・アートショー&ワークショップ(美麻・大塩市民農園)

 ウェルカム・アートショー&ワークショップ(美麻・大塩市民農園)

 ウェルカム・アートショー&ワークショップ(美麻・大塩市民農園)

 美麻村 大町市と合併

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 小田時男(1994年から大町市・美麻在住の木工作家) メンドシーノ芸術交流復活させる  第1回開催 メンドシーノ ・アートセンター

 第2回開催  塩の道博物館・ギャラリーいーずら(大町市)

 第3回開催  メンドシーノ ・アートセンター  エッジウオーター・ギャラリー(フォートブラッグ)

 第4回開催  麻倉(大町市) 松本市立美術館

 第5回開催  メンドシーノ ・アートセンター  エッジウオーター・ギャラリー(フォートブラッグ)

 第6回開催  麻倉(大町市) 松本市立美術館

 第7回開催  メンドシーノ ・アートセンター スピンドリフト・ギャラリー(グアララ)

 2014年展覧会(メンドシーノ ・アートセンター スピンドリフトギャラリー)の報告展 「工芸をめぐるふたつの町の国際交流展」 麻倉(大町市)

 第8回開催  麻倉・わちがい・塩の道ちょうじや(大町市) 松本市立美術館
 


大海を知る

一歩外へ踏み出し、小さな島国の井の中の蛙にならず大海を知る

つくり手は単なる観光旅行のように壁を隔てて表面的に異国を見るのではなく現地にホームスティ 各家庭を直に体験

アーティスト達との交流 その仕事場 多くのギャラリー 多くの作品を見学

土地ごとに人は違う言葉を話し 違うものを食べ 人間として泣いたり笑ったりして生きていることを実感することができ たとえ一部にしても世界がどのくらい広く大きいかを知り

それらの体験 経験を昇華し その後の創作活動他に発展させていく


いろいろな方々の御支援を賜りながら 「メンドシーノ芸術交流」 はそれらの応援 手助けを行っています





● 出展作家 (五十音順)

   ●2008年 第1回 メンドシーノ ・アートセンター

       伊藤博敏(石)  小田時男(木工)  大場芳郎(漆)  墨田晶子(染色)  武井珪湖(書)  長井一馬(彫金)  

       花塚光弘(木工)  蒔田卓坪(椅子)  吉川正美(魚彫刻)  全員長野県


   ●2009年 第2回 塩の道博物館・ギャラリーいーずら(大町市)

       
Alexis Moyer Bob Rhoades Carmen Fraser Carolyn Zeitler Carolyn and Vincent Carleton Debra Beck Lennox
    Eduardo Smissen Felicity Waterman James Rogers James Thomas Joelle Signorelli Julie Higgins
    Ling Yen Jones Laura Pope Maeve Croghan Mark Yasskin Mark Oatney Michael Henderson Michael Reilly
    Miriam Owen Patty Shanahan Paulo Ferreira Sachiko Kusachi Sharon Garner Shizuko Mcconathy
    Stephen Garner Tangerine Steinbrecher Toby Hutchens Walt Padgett


   ●2010年 第3回 メンドシーノ ・アートセンター  エッジウォ―ター・ギャラリー(フォートブラッグ)

       荒井淳(油絵)長野県  飯島正章(竹)長野県  伊藤博敏(石)長野県  小田時男(木工)長野県  北原裕美(フォークアート)長野県

       田中一光(淘)長野県  田中恭子(ガラス)長野県  増山博(木工)栃木県  宮嶋昭夫(鉄)長野県  村田肇一(淘)大阪  

       山上渡(絵)長野県  吉川正美(魚彫刻)長野県  吉田直樹(木工)長野県 


   ●2011年 第4回 麻倉(大町市) 松本市立美術館

    Alexis Moyer Bob Rhoades Carolyn Zeitler Debra Beck Lennox Joann Hagerty Humphrey
    Jon Handel Ling Yen Jones Miriam Davis Miriam Owen Nancy Gardner Robert Ross
    Sarah Logan Sharon Ganner Toby Hutcens



   ●2012年 第5回 メンドシーノ ・アートセンター エッジウォーター・ギャラリー(フォートブラッグ)

       一志水鏡(書)長野県  石田恵美(サンドアート)長野県  伊藤博敏(石)長野県  小田時男(木工)長野県  

       北原裕美(フォークアート)長野県  笠井秀郎(ガラス)長野県  菊地均(染)長野県  指田哲生(木工)長野県  

       平林昇(淘)長野県  松島しづ(織)長野県  村田肇一(淘)大阪  吉田佳道(竹)長野県


   ●2013年 第6回 麻倉(大町市) 松本市立美術館

    Alexis Moyer (Ceramic) Carolyn Zeitler (Pine Needle) Cliff Glover (Ceramic) Janis Sullivan(Woven)
    Lana Fee Rasmussen (Ink on paper) Ling Yen Jones (Jewelry) Maeve Croghan (Painting)
    Miriam Davis(Sculpure) Rhoda Teplow (Beaded Jewelry) Sunshine Taylor (Painting)  
    Thomas Hughes (Watercolor painting) Toni Jardstrom (Fabric)



   ●2014年 第7回 メンドシーノ ・アートセンター スピンドリフト・ギャラリー(グアララ)

       礒岩まさる(クラフトレーション)東京  小田時男(木工)長野県  笠井秀郎(ガラス)長野県  菊地均(染色)長野県  杉原信幸(絵画)長野県

       羽柴弦(木工)長野県  平林昇(淘)長野県  松原幸子(ガラス)長野県  村田肇一(淘)大阪  渡邊亜沙子(淘)神奈川県


   ●2015年 第8回 麻倉・創舎わちがい・塩の道ちょうじや(大町市) 松本市立美術館

    Carolyn Zeitler (Basketry) Christine Schomer (Clay) Dana Driver (Metal) David Linkhart (Paint)
    Ellen Witherite (Paper) Gemma Barsby (Paint) Janet Self (Paper) Lisa Orselli (Encaustic) Ilja Tinfo (Paint)
    Maeve Croghan (Paint) Mary Jane Devore(Quilt)  Paul Reiber (Wood) Sharon Baranofsky (Clay) Sev Ickes (Paint)

                                  * 2015年現在の出展作家数 日本/44名 メンドシーノ/70名 (参加作家数 日本/32名 メンドシーノ/55名)




● メンドシーノ ・アートセンター
   
 
 






● メンドシーノ ・アーティスト工房
   
   
   
   




●他のギャラリー
     
Edgewater Gallery
 エッジウォーターギャラリー
Tattoo Gallery
タトゥーギャラリー

  Highlight Gallery
ハイライトギャラリー

   
  Artist's Collective In Elk
 アーティスツ・コレクティブ・ギャラリー
Spindrift Gallery 
スピンドリフトギャラリー

 
Northcoast Artist's Gallery
 ノースコースト・アーティスツギャラリー





● ホームスティ先
   
   
   
 





Talk to me of Mendcino

                             作曲作詞  
 Kate Mcgarrigle
                                      ケイト・マッガリクル

                                歌    
Linda Lonstadt  Norah Jones  Kate and Anna Mcgarrigle
                                      リンダ・ロンシュタット    ノラ・ジョーンズ    ケイト&アンナ・マッガりクル


I did farewell to the state of old New York
My home away from home
In the state of New York I came of age
When first I started roaming
And the trees grow high in New York state
And they shine like gold in the autumn
Never had the blues from whence I came
But in New York state, I got 'em

Talk to me of Mendocino
Closing my eyes I hear the sea
Must I wait, must I follow
Won't you say come with me

And it's on to south bend, Indiana
Flat out on the western plain
Rise up over the rockies and down on into California
Out to where but the rocks again
And let the sun set on the ocean
I will wacth it from the shore
Let the sun rise over the redwoods
I'll rise with it till I rise no more

Talk tome of Mendocino
Closing my eyes I hear the sea
Must I wait, must I follow
Won't you say come with me

私は親愛なるニューヨーク州に別れを告げる

故郷から遠く離れた第二の故郷

ニューヨーク州で大人の自覚を得た

最初に彷徨い始めた頃

ニューヨーク州では木々が繁り秋になると

黄金のように輝く

故郷では憂鬱な気分に陥ることはなかったけれど

ニューヨーク州ではそんなものに捕らわれてしまった


私にメンドシーノの話をして

瞳を閉じると海の音が聞こえる

私は待たなければならないの? 追いかけて行かなければならないの?

一緒に来てくれと言ってください



インディアナ州のサウスベンドに到着し

西部の平野を全力で突っ走り

ロッキー山脈を越えてカリフォルニアに入る

どこまでも岩以外のものがないところ

そして海の上に太陽を昇らせて

私は浜辺からその有様を見るだろう

レッドウッドの上に太陽を昇らせて

もうそれ以上昇れないところまで私も一緒に昇っていくだろう


私にメンドシーノの話をして

瞳を閉じると海の音が聞こえる

私は待たなければならないの? 追いかけて行かなければならないの?

一緒に来てくれと言ってください








     
     
     

 

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