三景園の秋
広島県三原市本郷町(広島空港となり) 平成18年9月16日(土)

 3連休の初日、台風が来ていて後の2日間が雨の予報でしたので、今日しかないと思い出かけました。場所はいろいろ考えた末、日本庭園の美しい広島空港となりの三景園にしました。十数年ぶりに行きましたが園内の緑が雨に濡れてとてもきれいに見えました。たいへんゆったりした空間とところどころに初秋を感じられる風景が広がってとてもすがすがしい気分を味わうことができました。


正門(広島エアポートホテル前)

 
南門から入っていくといきなり渓谷のような景観が広がっています。(左)、向こうに数奇屋風の庭園事務所が見えます。(右)


  

 潮見亭前です。鯉のえさ(1袋=100円)を買ってぱらぱらと撒くと、どこにいたのかと思うほど、あっという間にたくさんの錦鯉が寄ってきてえさの取りあいになりました。写真ではわかりませんが黒い鯉もいて、この瞬間は超過密状態です。結局、かわいそうなので3袋も買ってしまいました。


 
木々の葉の色も少し色づいているようです。木の実に雨のしずくがぶら下がっています。


この庭園は広島空港の開港を記念して1993年に造られた面積約6haの築山池泉回遊式庭園です。自然を生かした山ゾーン、竹林、梅林、ため池、もにじ谷を配した里ゾーン、そして大海と中島群、橋、数奇屋風水上建築の庭園事務所を配した海のゾーンの三つのゾーンから出来ています。これら山・里・海の三つの風景にちなんで「三景園」と名づけられました。この庭園には、約7000トンにも及ぶ広島県山の自然石と空港工事で出た石が使われています。三景園は中央森林公園の中の一施設です。公園内には他に展望広場、サイクリングロード、バーベキュー広場などがあります。(パンフレット要約)


 

園内の花 季節により梅、紫陽花、牡丹、菖蒲などを楽しむことができます。

三段の滝(山ゾーン紅葉の頃はきれいでしょうね。

 
里の池(里ゾーン)の睡蓮 ここもすぐに錦鯉が寄ってきます。


大海をイメージした海ゾーン、向こうに数奇屋風の水上建築の庭園事務所(潮見亭)が見えます。これは安芸の宮島を連想して造られています。


ハギの枝に停まる雨のしづく

 
潮見亭で抹茶をいただきました。(400円)

三景園
  



折角なので広島空港に寄ってみました。この空港は何度か利用したことはありますが、昼の時間帯は便が少ないようでした。飛び立つとき機長がコクピットから手を振っているのがとても印象的でした。




 


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