ごあいさつ
令和5年度も、折り返しを過ぎ、残すところあと4か月となりました。
本会は、6月の総会で、ポストコロナにおける学びの充実、教育改革の推進を第一義に、これまでの成果の上に立って、当面する教育課題の解決を図り、特色のある学校づくりに努め、県民の負託にこたえる決意を宣言し、その実現に向けた取組を推進してまいりました。
これまで行われた副会長会、理事会では、それぞれの地区で、研修会や理事会などが予定どおり開催され、学校長同士の密な連携と活発な情報交換が行われていると報告を受けております。
各部の活動に目を向けましても、理事会における職能研修の計画調整・仙台市・小学校・高等学校・市立高等学校との連携(総務部)、学校運営に関する調査及び人事に関する調査の実施と集約(行財政部)、部活動に関する調査の実施と集約(指導部)、各地区の実践研究の成果の交換(研究部)、会報149号の発行、ホームページの更新(情報部)など、様々な教育課題に対応したり、校長間の連携を強化したりする活動が展開されております。
また、10月13日に開催されました「第41回宮城県中学校長会研究協議会北部大会」は、4年ぶりに会員が集い、半日の日程の中に、研究協議、記念講演を盛り込こんだ新たな運営様式で行われました。ポストコロナの現状や、宮城県の地理的な特性まで考慮し、大会の開催に向けて多大な御尽力をいただきました北部地区の皆様方には、改めて厚く感謝申し上げます。
先日の全日中理事会では、「部活動の地域移行」の推進状況並びに今後の課題について情報交換を行ってまいりました。各県・自治体により、進捗状況は異なっていますが、予算・指導者・練習場等の確保は、共通の悩みだと感じました。そして、学校が考えておかなければならない、それ以上に大きな課題は、部活動を手放した後、部活動が担ってきた機能をどう補完していくかです。時間はかかっても、部活動地域移行の流れは確実に進んでいくことと思います。「働き方改革」と併せ、その趣旨を地域・保護者に正しく理解していただくとともに、「生徒と向き合う時間」を、どうマネジメントしていくのか問われることへの備えが必要だと強く感じました。
その外にも、今年度は記録的な猛暑による熱中症や、車両での不審者の校地内侵入による事故など、生徒の安全を守るために迅速な対応が求められる案件も発生し、改めて校長の危機管理能力とリーダーシップが試されました。これらの新しい課題への対応には、教育委員会との連携、学校長同士の密な情報交換が欠かせません。県中学校長会は、各校・各校長先生への支援と情報の共有、相談体制を充実させるとともに、各学校と教育関係団体をつなぐ役割を果たしてまいりますので、今後も会員の皆様の御理解と御協力をお願いいたします。
令和5年12月
宮城県中学校長会長
大河原町立大河原中学校長 佐藤 亨
本サイトについて
このホームページは,会員並びに県民の皆様に本会の日頃の諸活動の一端を紹介するために作成したものです。
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