SONY HA-55
2004/10/1       更新2006/6/17

 部屋の整理をしたらこんなものが出てきました。 SONYのMCカートリッジ用ヘッドアンプのHA-55です。
そういえば3年ほど前、リサイクルショップのジャンクコーナーに転がっていた物です。傷だらけで汚れておりました。確か缶コーヒー10缶位の値段だったかと思います。質感と重さでとりあえず購入しました。家に帰って試運転するとノイズやガリも無く特に問題は無いようです。とりあえず綺麗にしようと思い、塗装とパネルの傷落としを行いました。
サイドパネルのオレンジが良いアクセントになっておりましたが、ちょうど良いオレンジが無かったので、ちょっと派手になりましたが赤で塗装しました。
フロントパネルは8mmほどの厚さの無垢のアルミです。傷を落とすためにサンドペーパーで表面を磨き、ヘアーライン的な処理をしました。しかし、ヘアーラインの線が細すぎあまり綺麗ではありません。コネクタだけ交換してあります。

それにしても、ヘッドアンプでこの物量には驚きます。
インターネットで検索しても数件しか出てきませんし、データ的なものは2件ほどしかありませんでした。
そのサイトでデータを見ると

電圧利得 27dB
入力インピーダンス 25Ω(3Ω)・100Ω(4Ω)
出力インピーダンス 47Ω
周波数特性 6〜500000Hz
高周波歪率 0.003%(20〜20000Hz、300mV出力)
左右分離度 80dB(1kHz)

となっております。
1976年発売で定価47,000円とのこと。
28年も前のアンプですか。
もう一度化粧とメンテをして現役復帰といきましょうか。
     
厚さ8mmの無垢のアルミパネル
文字も掘り込んであります
サイドのパネルはオリジナルはオレンジ
赤じゃあちょっと派手でしょうか?
 
基板全景
右側が電源部

電源トランス

増幅部分はブラックボックス?

入出力ジャックは交換済み
  
メンテナンス開始

 
             2005/10/28
それではメンテナンス開始です。
方針は電解コンデンサは全て交換、トランジスタ類はオリジナルが入手できたものは交換とします。
ダイオード類は種類や規格が不明なのでそのままとします。
 

コンデンサはニチコンのミューズFXシリーズとバイポーラESシリーズを使用することといたします。
特にミューズがお気に入りというわけでもないのですが、予算の関係上ミューズを使用することが多くなります。
   
交換した電解コンデンサ
スイッチも清掃しましょう。
まずは分解。
 
(上)  比較的簡単に分解できます
  
(上)  接点の洗浄
      (左)  再組み立て完了
     
 
      2006/6/17
トランジスタは一種類を除いて全て新品と交換しました。
配線もやり直しました。
 
  ←

  交換したトランジスタ
    

完了後の内部
 

天板はストーン調塗料という物で塗装しました
荒が目立たなく大変良い塗料です

   
試運転は問題なく完了しました。
あとはフロントパネルをもう一回化粧直しする予定です。