金田式パワーアンプNo.118の製作         
2007/12/12
1990/9 無線と実験誌掲載 DCアンプシリーズ No.118 ハイブリッドDCパワーアンプ

 1990年当時に製作したハイブリッドパワーアンプの残骸です。
おそらく金田氏が最初に真空管を使用したアンプだったはずです。
真空管6AU6とトランジスタ2SA649・2SD218のハイブリッド。
34W(8Ω)2重NFBループ方式。
電源部はオリジナルは電池(ナショナルネオハイトップ)駆動だったのですが、電池代を考えるあっさりと商用電源に変更。
A級30Wを分解したものを使用していました。バラック組をして試運転までやってお蔵入りになった悲運のアンプです。
別に問題があったわけでもなく、いい音出てましたが、、、、、。時間ができたら復活させてやりましょう。
   

別電源にしたので本体はコンパクト

部品はかなりオリジナルに近い
 
端子台を使用した配線

いまやお宝的存在になった2SA649・2SD218
  ← 入出力パネル
     電源が複雑なのでコネクタが4個も
  
どういう訳か2SA649・2SD218のコンプリが使用されています。
A級30Wの残骸で作ったのか??記憶にありません。
そうすればもう一組あってもいいのですがヒートシンク共々行方不明。
その代わり2SA627と2SD188のコンプリが一組存在。
A級30Wを作った時に片チャンネル2SA649・2SD218でもう片チャンネルが2SA627と2SD188で作ってしまった?
そんなはずは無いと思うのですが。
まあ、A級30Wを作った頃はダイデン商事が健在の頃で双方のトランジスタも現役で売っていたのですから。